カテゴリー「青年海外協力隊(活動)2011年上半期」の76件の記事

2011年6月29日 (水)

ウズベキスタンの人が青年海外協力隊に聞く23の質問(後編)

前編からの続き)

13. ウズベキスタンやウズベク人で一番不思議、または変なことは何だと思いますか。
文房具を買うのもケチる人たちが、なぜ新車を買えるのか、その金銭感覚が分かりません。

14. ウズベキスタンにいるとき郷愁がありますか。そのとき何をなさいますか。
郷愁はあります。
何もせず我慢します。

15. ウズベキスタンの人々と話すとき(例えば、買い物しながら) 何語を使いますか。説明するのは難しいですか。
ロシア語とウズベク語を使います。
説明するのは難しいです。

16. どうやって空き時間を過ごしますか。
家でパソコンに向かっています。

17. ウズベキスタンの気候はどうですか?なれることができましたか。
夏はとても暑くて、冬はとても寒いです。
なれました。

18. 日用品の買い物にどこへ行ったらいいのですか?(服、食べ物)
服は、ウズベキスタンで買ったことがありません。
食べ物は、近所のスーパーマーケットまたはバザールで買います。

19. ウズベキスタンの交通についてどう思いますか。よく使っている交通機関は何ですか。
車がスピードを出し過ぎで、交通マナーも悪く、危ないと思います。
よく使うのは、バスとマルシュルートカ(Damas)です。

20. ウズベキスタンの物価についてどう思いますか。
日本の物価の5分の1~10分の1ぐらいで、とても安いと思います。
特に野菜や果物が安すぎて、あれでどうやって商売が成り立っているのかが謎です。
インフレが続いているので、ウズベキスタンの人たちがいつか暴動を起こさないか心配です。

21. 新隊員のボランティアのために注意
タシケントの競馬場の写真を撮ったら、その隣が軍事施設だったため、軍隊に連行されたことがあります。
街中で写真を撮るときは、十分に周囲を確認してください。

22. 新隊員のボランティアのためにアドバイス
最初の1年ぐらいは、焦らず様子見モードでいいと思います。
何よりも、健康第一・安全第一です。

23. ウズベキスタンの人から何を学びましたか。
身近な人同士での「助け合いの精神」の大切さを学びました。

- 以上 -

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2011年6月28日 (火)

ウズベキスタンの人が青年海外協力隊に聞く23の質問(前編)

現在、首都タシュケントにあるJICA事務所にインターンで大学生さん(日本語が喋れる)が来ていて、1ヵ月間JICA事業や国際協力について学んでいる。
その一環として、JOCV(青年海外協力隊)やウズベキスタンについての調査があった。
アンケートを見たら、意外とごっつい内容だった。

1. どうしてボランティアになりたいと思いましたか。
自分がこれまで身に付けてきた能力と技術を活かして、より良い社会づくりに貢献したいと思ったからです。

2. ボランティアの仕事は重要だと思いますか。それはなぜですか?
はい、重要だと思います。
現場で「共に」活動することにより、実践的に問題解決に取り組めるからです。

3. ボランティアの仕事の長所と短所は何だと思いますか?
<長所>
隊員の自主性が重んじられていて、裁量により自由で柔軟な活動できる。
<短所>
明確な数値目標が設定されておらず、成果を評価する仕組みも無い。

4. SVとJVを比べて、JVの長所と短所は何だと思いますか?
<長所>
現地への適応がはやい。
<短所>
長い実務経験に基づいた知識が足りない。

5. ウズベキスタンに来てボランティアの仕事に関する予想は当たりましたか。
はい、仕事の内容に関する予想は、だいたい当たっていました。
職場の環境は、思っていたよりも良かったです。

6. ウズベキスタンに来る前にウズベキスタンについてどう思いましたか?どんなイメージがありましたか?
爆弾テロや銃撃戦などがあり、政情の不安定な危ない国だと思っていました。
特にフェルガナは、日本政府が「渡航の延期をおすすめします」と言っている地域のため、危険なイメージがありました。

7. ウズベキスタンに来る前にウズベキスタンでは一番困っていることはどんなことだと思いましたか。
開発途上国に共通している問題で、マネジメントと品質管理が欠如していることだと思いました。

8. ウズベキスタンに来るあとで一番大変なことは何ですか。
絨毯や布団が不潔で、虫(ダニやノミ)に全身を刺されることです。

9. ウズベキスタンではカルチャーショックを感じましたか。
はい、以下のことにカルチャーショックを感じました。

10. なれるのに一番難しいことはどんなことでしたか。
ウズベク料理のバリエーションの少なさに、もううんざりしています。

11. ウズベキスタンに来て価値観が変わりましたか。どのぐらい?
はい、変わりました。
賄賂社会で、お金さえあれば何でも解決できるので、お金は大事だと思うようになりました。
また、日本と日本人の素晴らしさを改めて感じました。放射性物質で国土が汚染されていても、日本にずっと住みたいです。

12. ウズベキスタンやウズベク人について何が一番好きになりましたか。どんなところがあまり好きではありませんか。
<一番好きなところ>
婚前交渉をしない。
<あまり好きではないところ>
列に並ばず、横入りをする。

後編に続く)

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2011年6月26日 (日)

Age,35

ハピバースデイトゥーミイ!

四捨五入したら、もう40ですよ。
やばいですねー。

чойхона

同僚の先生たちが誕生日を覚えていて、今年もお祝いしてくれた。
嬉しいですねぇ。

ちなみに、左の人物は31歳。
今週は大学内で人事異動があり、情報工学部の副学部長だったのが、情報工学科の学科長に就任した。

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2011年6月25日 (土)

統合開発環境「SharpDevelop」

実際にC#の授業をやるとなった場合、そのための学習環境の準備が必要になる。

大学のパソコンには海賊版Microsoft Visual Studioが入っているけど、それよりもウズベキスタンのプログラミング学習者たちにおすすめしたいものがある。

SharpDevelop - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/SharpDevelop

SharpDevelop

オープンソースで開発されている統合開発環境(IDE)で、使用感はほとんどVisual C#と同じ。
これが無料で自由に使えるというのは素晴らしい。

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2011年6月24日 (金)

プログラミング言語 C#

日本の会社で働いていたとき、後輩から「プログラミング言語は、何を勉強すれば将来役に立ちますか?」と聞かれて、迷わずC#と答えていた。

C Sharp - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/C_Sharp

初めて使ってみたとき、開発効率の良さ(少ないコード)と、強力な機能に驚いた。
言語仕様は今も進化の真っ最中で、自分でもそのスピードについていけてない。

現在のウズベキスタンの大学教育で、C#は全く使われていない。
帰国前の最後の授業では、C#をテーマに取り上げて、その便利さを広めようと思っている。

プログラミングC#

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2011年6月21日 (火)

帰国時ハンドブック

任期満了まで、あと半年。
最近は、日本に帰った後のことを具体的に考える時間が増えている。

首都タシュケントに行ったとき、とりあえずJICA事務所で「帰国時ハンドブック」をもらってきた。

  1. 帰国直後の手続き
  2. 経費等について
  3. 帰省先における手続き
  4. 地域社会へのボランティア経験の還元
  5. 情報支援
  6. 帰国後の組織活動
  7. JICAの支援体制

帰国時ハンドブック

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2011年6月19日 (日)

ウズベク語の辞書(和ウズベク語辞典)

大学にいると、いろいろな人たちが「日本語を教えてほしい」とやってくる。
そういう人のための教科書として、いつもとりあえずこの辞書をプレゼントしている。

和ウズベク語辞典(YAPONCHA-O`ZBEKCHA LUG`AT)
和ウズベク語辞典

首都タシュケントの「SHARQ ZIYOKORI」という本屋さん(ナヴォイ劇場の近く)などで売っている。
最初は独学でウズベク語を勉強するために買ったものだけど、簡単な日本語を教えるのにも最適だったりする。

  • 語彙数は少ないが、初心者向けには十分
  • 巻末にひらがな・カタカナの50音表が載っている
  • 例文が載っていて、ローマ字を読むだけで通じる

値段も1,400スム(70円ぐらい)と格安なので、上京する度にお店に置いてあるのを買い占めて、フェルガナに持ち帰っている。

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2011年6月17日 (金)

1次隊活動報告会、送別会

本日は、平成21年度1次隊の帰国報告、及び、平成22年度1次隊の中間報告。

10:00~12:15 22年1次隊 中間報告(JOCV:8名)
12:15~13:30 昼食休憩
13:30~13:30 22年1次隊 中間報告(SV:1名)
13:45~14:45 21年1次隊 帰国報告(JOCV:1名、SV:1名)
14:45~15:00 講評(所長)
15:00~15:15 事務連絡

いつものことながら、皆それぞれの持ち場で頑張っていて、発表を聴いていると励みになる。
やっぱり協力隊っていいな、と改めて思う。

自分の活動はヤマ場が終わってしまったけど、あと半年、最後まできっちりとやり遂げて帰ろう。

1次隊活動報告会

18:30~ 送別会 (カフェ・ハノイ)

送別会(カフェ・ハノイ)

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2011年6月16日 (木)

健康診断(赴任1年6ヵ月目)、第3回コンピュータ部会

午前中は、健康診断。

  • 検尿、検便
  • 採血
  • 視力検査
  • 聴診
  • 身長・体重測定
  • 胸部レントゲン

首都タシュケントの病院

そして夕方は、コンピュータ系職種のJOCV/SVの会合。

16:30~18:45 第3回コンピュータ部会
<議題>
(1) 各自の活動状況の報告
(2) Windows Live グループを使用したオンライン上での資料の共有
(3) タシケント情報工科大学内の連携(大学間や隊員間)
(4) 9月ボランティア総会でのフリー講座「バックアップ」の事前準備

第3回コンピュータ部会

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2011年6月13日 (月)

リシュタンの皿

フェルガナの隣町リシュタンは、日本語だけでなく、陶器も有名。
ウズベキスタン各地のお皿の中でも、リシュタン焼きは特に青色の模様が美しい。

リシュタンの皿

Javaの授業のクラスに、リシュタン出身の学生がいる。
「USBメモリを持っていない」と言うので、1本プレゼントしたら、代わりにお皿をいただいた。

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