カテゴリー「任地フェルガナ(2011年下半期)」の78件の記事

2011年12月29日 (木)

フェルガナ校の学長が亡くなった(らしい)

配属先の同僚の先生から電話がかかってきて、「学長が死んだ」という話を聞いた。
中国に出張に行っていて、事故に遭ったのか原因は分からないけど、その旅先で亡くなったらしい。

JICA事務所が、ウズベク語の「新年おめでとうカード」を学長宛てに送ろうとしていたので、慌てて止めてもらった。

配属先の大学の校長先生からは、つい先日「2年間お疲れさまでした」という労いの言葉とともに、民族衣装などの嬉しいプレゼントをもらったばかりだった。

2011年12月14日(水) 大学の先生たちからのプレゼント
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-8e12.html

まさか、その直後にこんなことになるとは夢にも思わなかった。
ほんとに世の中、何があるか分かったもんじゃない。

他の大学では学長がコロコロ変わって大変だったりするけど、フェルガナ校の学長は2年間不動で抜群の安定感だった。
そのおかげで活動がやりやすかったので、とても感謝しています。

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2011年12月20日 (火)

フェルガナでの任務終了のお知らせ

任地フェルガナでの最後の日。
おかげさまで、無事に任務を終えることができました。

2年間、皆さまには大変お世話になりました。
ありがとうございました!

大学の廊下
2階の廊下

教室のカギ
教室の鍵

座学用の教室
座学教室

プログラミングの授業
Visual Basic

配属先の送別会
配属先の送別会

最後の晩餐
プロフ(オシュ)

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2011年12月19日 (月)

日本語のプログラミングの教科書を置いておきます

日本からプログラミングの参考書を持ってきて、ウズベキスタンでの活動の元ネタとして役に立った。

日本に持って帰るつもりはなく、次に来る日本人ボランティアに使ってもらうために置いていく。
(後任はまだ決まっていないけど)

倉庫に保管しておいてもらおうと、用務員さんに相談したら、大学の図書室に置いといてくれた。
たしかに、そのほうが安心です。

司書さんもよく話が分かってくれたので、これらの本はなんとか2代目の隊員の手に渡りそうな予感がします。

日本のC++、PHP、Javaの本(16冊)
日本語のプログラミングの教科書

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2011年12月18日 (日)

xudo xohlasa (フド ホフラサ : 神が望めば)

配属先でも、ホームステイ先でも
「またフェルガナに来るのか?」
「今度はいつ来るの?」
と聞かれる。

以前だったらもう二度とウズベキスタンに来るつもりはなかったけど、最近はもし一週間ぐらいの長い休みが取れたら、またフェルガナに来たいと思うようになった。
ただ、来年の仕事内容がどうなるか具体的にまだ分からないので、なんとも自分の力だけではコントロールできない部分がある。

なので
「また来るよ」
とは言っているけど、

その後に必ず
「神が望めば」
と付け加えている。
このフレーズは、ウズベキスタンで頻繁に使われている。

イスラム教徒ではないので「神」という単語を軽々しく使ってはいけないのだけど、本当に言いたいことが分かってもらえる。
今の気持ちが、よく伝わる。

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2011年12月17日 (土)

配属先の大学からの評価

第5号報告書に添付する「活動結果表」には、2年間のボランティア活動に対する配属先からの評価・コメントを現地語で記入してもらう欄がある。

まぁ、フェルガナの人たちは親切だから、絶対に悪いように書かれることはないんですけどね。

1. Значительно улучшил знания русского и узбекского языков. Упростилось общение.
⇒ かなりロシア語とウズベク語の知識を向上させた。意思疎通を容易にした。

2. Принимает активное участие во всех мероприятиях. Помогает студентам по всем вопросам.
⇒ 全ての活動に積極的に参加した。全ての問題に関して学生を支援した。

3. Оказывает помощь коллегам-преподавателем по вопросам программирования, новых технологий и посильную техническую помощь.
⇒ プログラミング及び新しい技術の問題について同僚教員に助力し、実現可能な技術的援助をした。

教員室の自席
教員室の自席

たいしたことは出来なかったけど、大学の人たちに「来てくれて良かった」と言ってもらえたのだから、きっとこの2年間の活動に何らかの意味はあったのでしょう、と思います。

情報工学科の教員室
情報工学科の教員室

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2011年12月14日 (水)

大学の先生たちからのプレゼント

夕方の職員会議で、この大学での職務が終わり、日本に帰るにあたってのご挨拶をした。

校長先生から「2年間お疲れさまでした」とのお言葉
校長先生からのお言葉をいただく

また、同僚職員がお金を出し合って、ウズベキスタンでの記念となるプレゼントをくれた。
嬉しいですねぇ。

民族衣装と帽子をいただいた
民族衣装と帽子の授与

立派な壺までもらった
(顔写真のシールが貼ってある)
大きな壺もセットで

同僚の先生たちと廊下で記念撮影
情報工学科の先生たち

しかし残念ながら壺は、家に帰るとさっそくホームステイ先の娘さんが欲しがったので、手放してしまった。
造花を入れて花瓶にするのだとか。

民族衣装と帽子は、日本に持って帰ります。

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2011年12月13日 (火)

フェルガナ出張セミナー(2日目:スマートフォン・Androidプログラミングなど)

フェルガナ校での出張セミナーの2日目。
テーマは、流行りのスマートフォンAndroidについて。

日本での職場が、情報セキュリティのため社内へのカメラ付き携帯電話の持ち込みを禁止している。
以前はいつも携帯できる小さくて新しい電子機器が大好きだったけど、最近はそういうガジェットにすっかり疎くなってしまった。

そのため、他のコンピュータ技術の隊員/シニア海外ボランティアを招き、講義してもらった。

<時間>
10:00~11:20 (2時限目)

<テーマ>
タブレットPC、スマートフォンについて
・Androidプログラミングの紹介

(少し時間が余ったのでおまけ)
・東京で働く外国人のDVD上映

<使用言語>
日本語 ⇔ ウズベク(通訳)

iPadとスマートフォンでの実演
iPadとスマートフォンでの実演

本日の対象はウズベク語クラス
ウズベク語グループに講義

Androidについて講義をするコンピュータ技術隊員
(普段は首都タシュケントの本校で活動している)
Androidプログラミングの紹介

このセミナーには通訳さんも来てくれたので、普段の授業より効果は格段に良かった。

2日間お疲れさまでした。
おかげさまで、いいセミナーになりました。
ありがとうございました。

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2011年12月12日 (月)

フェルガナ出張セミナー(1日目:NGNとその関連技術について)

普段はタシュケントの本校で活動しているシニア海外ボランティアにフェルガナまで出張してもらい、最新の情報通信技術の動向に関するセミナーを開催した。

<時間>
10:00~11:20 (2時限目)

<テーマ>
NGNとその関連技術について」

NGN (次世代ネットワーク)
FTTH光ファイバー通信)
地上デジタルテレビ放送
LTE第3.9世代携帯電話) など

<使用言語>
日本語 ⇔ ロシア語(通訳)

講義風景
コンピューター教室での講義

本日はロシア語クラスが参加
ロシア語グループ

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2011年12月11日 (日)

mehmon keladi (メフモン ケラディ : お客さんが来る)

今日は、同じ大学の系列校で活動している青年海外協力隊/シニア海外ボランティアが業務出張のためフェルガナにやって来る。
午後、空港まで出迎えに行った。

しかし、この日ウルゲンチからの飛行機が濃霧のため飛ばず、ウルゲンチ校の隊員は来られなかった。
フェルガナは、こんなにいい天気なのに。

タシュケントからの飛行機は、予定通り到着した。

Farg`onaga xush kelibsiz!
⇒ フェルガナへようこそ!

空港からはバスに乗って宿泊先へ。
フェルガナの街の大工事の影響が、ホテルにまで及んでいてびっくりした。
周辺の建物も取り壊されていて、宿泊できないかと思った。

クラブ・ホテル777にチェックイン
壊れかけのホテル

その後、ホームステイ先のアパートに案内した。
うちの娘さんに会わせたかったけど、残念ながらちょっとのタイミングで行き違いになってしまった。
(家にはおばあちゃんしかいなかった)

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2011年12月10日 (土)

撤収モード(スーツ・ネクタイ・ワイシャツなどをあげた)

大学での活動の仕事着は、ビシッとしたスーツ
ウズベキスタンでは、見た目が特に重要です。

日本から以下の数量を持ってきて、計画通りに2年間使いまわした。

  • スーツ : 4着 (夏用2着、冬用2着)
  • ワイシャツ : 10枚
  • ネクタイ : 20本
  • 靴下 : 40足 (夏用20足、冬用20足)
  • 革靴 : 2足
  • コート : 2着

大学の同僚の先生に体型が同じ人がいたので、いらなくなったスーツや洋服をあげた。
ラッキーですね。

ワイシャツやネクタイも当面3つあれば足りるため、それ以外は全部あげた。
ネクタイは、なぜか結婚式用の真っ白なのと葬式用の真っ黒なのが最も人気があって、取り合いになった。(念のため持ってきたネクタイだけど、結局一度も使う場面はなかった)

日本から持ってきたスーツ

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