カテゴリー「書籍・雑誌」の57件の記事

2016年12月17日 (土)

ウズベキスタンのノン(平たい丸型パン)

乙嫁語り9巻が出た!
前巻から引き続き、楽しいパリヤさんのお話。

乙嫁語り 第9巻

アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン!
布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する!

今回のモチーフは、ウズベクノン(平たくて丸いパン)

パリヤのパン

ノンは、ウズベキスタンの主食。特に焼きたては、とても香ばしくて美味しい。
地域によって様々に製法が工夫されており、各地を旅行すると色々な種類のノンが楽しめる。

実写版・現代ウズベキスタンの乙嫁たち
アグレッシブなパン売り
(撮影地 : フェルガナ州 コーカンド市)

ノンの作り方は、こちらの動画での説明が分かりやすい。

Making Bread in Central Asia - YouTube


とはいえ、日本人が中央アジアを題材にした漫画を描くのは大変。
残念ながら「乙嫁語り」の連載は、しばらくお休みになっている。

一時休載のお知らせ 森薫
一時休載のお知らせ 森薫


人気に便乗して、また非公式の解説本も同時に発売されている。

超解読 乙嫁語り ~中央アジア 探索騎行~
https://www.amazon.co.jp/dp/4861999391
三才ブックス 2016年12月14日 発行

19世紀の中央アジアに暮らす人々の生活を、“結婚”を軸にグランドホテル形式で描く人気コミック『乙嫁語り』。
作中では詳しく描かれていない中央アジアの地理、歴史、文化、風俗など、『乙嫁語り』のバックグラウンドを詳細に解説。
何気ない描写のひとつひとつにどのような意味があるのかを明らかにします。
『乙嫁語り』がさらに面白くなる「非公式」の副読本です!

超解読 乙嫁語り ~中央アジア 探索騎行~

[目次]

【物語考察の章】
 アミル篇
 タラス篇
 ライラ・レイリ篇
 アニス篇
 パリヤ篇

【中央アジアの歴史の章】

【中央アジアの伝統・風習の章】

【中央アジアの生活の章】
 グルメ篇
 住居・建築物篇
 ファッション篇
 工芸品篇

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2016年7月 1日 (金)

プリンシプル オブ プログラミング

青年海外協力隊の「コンピュータ技術」職種の中で、プログラミング(C言語やJavaなど)を大学で教えるというのが主任務という事例は、意外と少ない。
日本から教科書として有用そうな本をたくさん持って行って、授業で実際に使ってみて試行錯誤したけど、ウズベキスタンの人たちの将来に本当に役立つ効果的な仕事をしているのか、悩んだり迷ったりすることも多かった。

ただ自分としては、プログラミングの小手先のテクニックよりも、コンピュータ技術者として大切な「哲学」のようなものを伝えることが重要だと思って、活動に取り組んだ。

2011年5月26日(木) (2) 美しいコードを書くこと(美意識)
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/2-d8a5.html


もしそのような状況にあったら、とても参考になったであろう良書が、今年になって発売された。

『プリンシプル オブ プログラミング』
3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則

上田 勲 秀和システム 2016年3月23日 発売
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/4614.html

一通りプログラミングができるようになった。しかし、読みにくい、遅い、頻繁にエラーが発生する、書いたコードを修正すると動かなくなる等々、なかなか「よいコード」を書けないとお悩みではありませんか?
本書は、よいコードを書く上で指針となる前提・原則・思想、つまり「プリンシプル」を解説するプログラミングスキル改善書です。

『プリンシプル オブ プログラミング』 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則

プログラミングをしていく上で大事なエッセンスが、一冊に凝縮されている。

この本の著者さんのブログもある。

[著書] 書籍「プリンシプル オブ プログラミング」を執筆しました - Strategic Choice
http://d.hatena.ne.jp/asakichy/20160302/1456925809

やっぱり、「こうしておいたほうがいいよ」という、成功法則だったり、原理原則だったり、コツだったり、習慣はあるのだと思います。本書は、この点に関して、「古今東西、達人たちの智慧」「歴史の教訓」がたくさん(と、私の知恵も少々)詰まっています。

ぜひ、読んでみてください!

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2016年5月13日 (金)

ウズベキスタン・ガイド

美しいウズベキスタン各地の風景を写真で紹介している本が発売された。
フェルガナ地方の写真も、いっぱい載っているのが特に良い。

『ウズベキスタン・ガイド』 シルクロードの青いきらめき
萩野矢 慶記 彩流社 2016年5月13日 発行
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2222-4.html

シルクロードの要所として栄えた中央アジアの最大国家ウズベキスタン共和国。
東西の文化が交差し、宗教・文化・建築学的にも独特の魅力があり世界遺産も多い。
モスクや廟、神学校の青いタイルが大空のブルーと溶け合って放つ夢のような青いきらめきを、当地に造詣の深い写真家があますところなく伝える。

ウズベキスタン・ガイド

オールカラー・写真(270点予定)満載!

古都サマルカンド、シャフリサーブス、ヒバ、ブハラ、タシケント、フェルガナ盆地だけでなく、日本で紹介されることがほとんどない仏教遺跡の宝庫でアフガニスタンとの国境の町テルメズや、古代王国の遺跡群が注目を集めるカラカルパクスタン共和国など、ウズベキスタン全土を網羅的に紹介!
ウズベキスタンだけのガイドブックは類書がなく貴重な情報源です。

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2016年4月14日 (木)

アミール・チムールのホームページ

ウズベキスタンの英雄ティムールさんが、680才の誕生日を記念して、公式ウェブサイトを開設している。

Sakhibkiran Amir Timur
http://www.sohibqiron.uz/en-US

アミール・チムールのホームページ

日本で例えると、足利尊氏のホームページのような感じになる。


ティムールについて、日本語で詳しく書かれた本もある。

『ティムール帝国』
川口琢司 講談社選書メチエ 2014年3月10日 発行
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062585736

「チンギス・ハンは破壊し、ティムールは建設した」――。

一四世紀から一五世紀にかけて、中央ユーラシアの広大な領域を統合した大帝国がティムール帝国である。
現世の楽園とも言える庭園(バーグ)を数多く建設し、青に彩られた帝都サマルカンドとその周辺に高度な文化を花開かせた。インド・ムガル帝国にもつながるこの帝国はいかにして繁栄したのか。マムルーク朝やオスマン帝国など西アジアの敵対勢力をも打ち破った創始者ティムールとその後継者たちの知られざる実像に迫る。

ティムール帝国

ティムールは、現代のウズベキスタンでも、男性のわりとポピュラーな名前。
意味は「鉄」なので、日本人だと鉄也・鉄平などにあたる。

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2016年2月10日 (水)

ウズベキスタンと現代の日本

ウズベキスタンでの過去のエピソードを利用して、極端に右曲がり(面舵いっぱい)な言説をしている、トンデモナイ日本人たちがいる。

そのため、たまにはこういう極端に左曲がり(取舵いっぱい)な人の、これまたトンデモナイ言い分も聞いてみたりすると、重心が真ん中あたりに寄って、左右のバランスがちょうど良くなるかもしれない。

『ウズベキスタンと現代の日本 古都サマルカンドに暮らして』
胡口靖夫 同時代社 2016年2月10日 発行
http://www.doujidaisya.co.jp/book/b217577.html

シルクロードの国の不思議な魅力を紹介!

暮らしてみてわかった自然、独特なイスラム文化、最新の生活諸事情から、
日本との歴史的な関係、文化遺産「ナボイ劇場」建設に関わる“真実"、
そして両国の架け橋となる人々まで。

『ウズベキスタンと現代の日本 古都サマルカンドに暮らして』

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2015年12月29日 (火)

パリヤさんはウズベチカ (乙嫁語り:8巻)

乙嫁語り8巻(表紙:パリヤさん)

乙嫁語り8巻が出た。
ウズベキスタンの素敵な風景が満載です。

ウズベキスタンの食事風景

アミルの友人パリヤにとって、目下のところ気になるのは結婚相手。
率直すぎる性格が災いしてか、なかなか縁談がまとまらない日々。
そんなパリヤにも最近、気になる相手ができたようで……。

第5の乙嫁(おとよめ)は人気の高いパリヤさんの物語!
果たしてパリヤは結婚できるのか!? 暗黒期から抜け出せるのか!?

ウズベキスタンの取材

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2015年11月 1日 (日)

国家建設と文字の選択 ウズベキスタンの言語政策

ウズベキスタンを説明する際に便利なキーワードの一つに「カオス」がある。

現地で使われているウズベク語についても、昔から軸がブレまくって、もうわけが分からない状況になっている。
ということが、まとめられている本。

『国家建設と文字の選択 ウズベキスタンの言語政策』
淺村卓生 風響社 2015年10月25日 発行
http://www.fukyo.co.jp/book/b211047.html

<目次>

一 ウズベク語表記をめぐる現状
 1 キリル文字とラテン文字の危うい並存
 2 ウズベク語の出版状況

二 ソ連邦期の言語政策と文字改革
 1 アラビア文字の改良
 2 ラテン文字化の模索
 3 共通ラテン文字構想とその挫折
 4 キリル文字化
 5 キリル文字の抱える問題点

三 ウズベク語表記の行方
 1 ラテン文字化前夜
 2 独立後のラテン文字化
 3 表象としてのラテン文字
 4 ラテン文字化政策の今後

国家建設と文字の選択 ウズベキスタンの言語政策

<内容説明>

母国語をどう書くのか
ソ連時代からの70年間に、アラビア文字→ラテン文字→キリル文字→ラテン文字と三度の変更。しかし、独立後20年の今日も、キリル文字とラテン文字が並存。知られざる中央アジアの大国の近現代史を、ウズベク語文字改革の変転からたどる。

ただ、この本で書かれていることは、あくまで現時点のことであって、10年後~20年後はまた全然違った状況になっていると思う。

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2015年8月 6日 (木)

ウズベク語 簡易文法便覧 (ウズベキスタンの現地語の初心者向け教科書)

本日は、青年海外協力隊の合格発表日。
ウズベキスタンに派遣されることになった皆さん、おめでとうございます。

訓練言語がウズベク語の場合、駒ケ根訓練所に入る前の予習教材としては、この本が最適。

CD BOOK 「はじめてのウズベキ(スタン)語」
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/uzbek_tili.html

中央アジア(5ヶ国)の1つ、ウズベキスタンへ行く人のための会話入門書。
文字の多くは英語のアルファベットと同じで、日本人に読みやすい言語です(特殊文字は数個)。
会話に必要な文法をシンプルにまとめました。基本単語(ジャンル別)つきで便利です。

さらに、文法をもっとよく知りたいという人のための2冊目の教科書がある。
値段も手頃なので、とりあえず持っておくことをおすすめします。

「ウズベク語 簡易文法便覧」
著者 : 西澤悟、ウルグベク・エションクロフ
桜耶書院 2015年3月 第2版発行
http://www.amazon.co.jp/dp/4907529155

ウズベク語 簡易文法便覧

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2015年7月31日 (金)

はじめてのウズベキスタン語

(この記事は主に、青年海外協力隊に合格し、これからウズベキスタンに行くことになってしまった人に向けて書いています)

青年海外協力隊の2年間の活動の成否は、どれだけ現地の言葉を勉強して理解し、使いこなせるか? にかかっている。
しかも、ウズベキスタンの場合は、大変なことにロシア語とウズベク語の両方がどうしても必要になる。

ウズベキ語とロシア語しゃべります - ANoRA

ロシア語は市販の教材がわりと豊富にあるけど、ウズベク語だと現在入手できるものがほとんど無い。
そんな困難な学習環境の中で、先日ウズベク語の新しい教科書が発売された。

CD BOOK 「はじめてのウズベキ(スタン)語」
ツラポヴァ・ナルギーザ
明日香出版社 2015年7月13日 発行
http://www.asuka-g.co.jp/book/language/007344.html

中央アジア5ヶ国の1つであるウズベキスタンで簡単な会話ができるようになるための入門書。
ウズベキスタンでは現在、主にラテン文字が使われています。
本書ではOʻzbek tili(ウズベキ語)のラテン文字の読み方と発音、あいさつの表現、友人との交流、食事、ショッピング、観光など、日常生活や旅行でよく使われる基本フレーズを学習します。
基本単語(約500語)をジャンル別にまとめています。
会話フレーズと単語にカタカナ読みをつけていますので、初めての方も簡単な会話ができるようになります。
CD 1枚つき。

はじめてのウズベキスタン語

<目次>

  1. 文字と発音(文字について、母音について 等)
  2. 基本文法(基本のことば、数字の読み方 等)
  3. 日常生活のやさしいフレーズ(出会いのあいさつ、別れのあいさつ 等)
  4. 旅行で使えるフレーズ(機内で、空港で 等)
  5. 基本単語(お金関係、街 等)

駒ケ根訓練所に入る前の予習に、ぜひおすすめします。
2009年当時に、こういう本があれば良かった。

日常よく使う単語や言い回しが載っているので、文法などの細かい理屈は後回しにして、まずはCDを聴いて全部丸暗記してしまうのが正しい使い方だと思う。
コンセプトは、この素晴らしい本に似ている。

まるごと覚えようNHKスタンダード40ロシア語 普及版
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/nhk40-8f1f.html

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2015年6月 9日 (火)

ウズベク経済に関する週刊エコノミスト誌の記事

先日、ウズベキスタンの為替相場の問題について取り上げた
どれだけ危機的な状況かといえば、日本の経済誌でも、珍しくウズベキスタンに関する記事が載るぐらいのレベル。

通貨の闇相場が乱高下 外貨不足が招く不安
http://mikke.g-search.jp/QENM/2015/20150616/QENM20150616se1076078008011000c.html

ウズベキスタン通貨スムの「闇レート」の乱高下が著しい。
同通貨は1994年の導入以降、公定レートと実勢レート、つまり闇レートが並存している。5月下旬の執筆時点で公定レートと闇レートの乖離幅は60%超に上っている。

闇レートを通じてしかドルを調達できない企業の活動が停滞すれば、税収減や歳出カット、社会不安をも招きかねない。

(下社 学 ・ JETROタシケント事務所長)

ウズベキスタン 「通貨の闇相場が乱高下 外貨不足が招く不安」

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