ウズベキスタンの土地公有制度から私有制度への転換
ウズベキスタンでは、ソ連時代の名残りで土地は国のものであったため、たまにおそろしい現象が起きることがあった。
自分が実際に見た事例だと、フェルガナ市街の中心部の商店街が、何の前触れもなく、次の週には跡形もなく撤去されていた。
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2011年5月1日(日) フェルガナの町の再開発
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-2a7d.html
【Before】
【After】
でも、そんな無茶苦茶な状況が、だんだん通用しない時代になってきて、ついに変わろうとしている。
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土地私有化を容認、歴史的転換となる土地制度改革実施へ - ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/08/831c91b5b43cdc58.html
シャフカト・ミルジヨエフ大統領は2019年8月13日、共和国法第552号「非農業向け土地区画の私有化について」に署名、公布した。同法は、ウズベキスタン独立後、旧ソ連から承継していた土地公有制度から私有制度への転換を図るもの。
ところで国民は、この最近の急な変革のスピードに、ついていけてるのでしょうか。