とにかく不測の事態だけは避けてよ (フェルガナ地方の国境紛争)
東アジアに限らず、中央アジアの人々にとっても、隣国同士で仲良くするのは難しい。
従来の水資源や貨物輸送などの問題に加えて、最近は特に「イスラム国」のテロリストへの警戒を強化している背景もあり、フェルガナ盆地の国境付近は何度も騒がしくなっていた。
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国境挟み一触即発=キルギスとウズベク - 時事通信 (2016年3月27日)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016032700017
中央アジアの旧ソ連構成国キルギスとウズベキスタンの両軍が1週間以上、国境を挟んでにらみ合い、一触即発の危機を続けた。ウズベク軍は18日、軍用車両や兵員を係争地周辺に展開。キルギス軍も対抗し部隊を出動させていた。しかし、ウズベク軍は26日、突然撤退。キルギス政府報道官は「キルギス側も応じる」と表明し、いったんは収まった格好だ。
両国国境1400キロのうち、フェルガナ盆地を中心に300キロは係争中で、隣国タジキスタンも加わって水争いなど小競り合いが絶えない。
ミルジヨエフ臨時代理
「ここは、ちと様子見かな」
「あーあ、ラグマン伸びちゃったよ~」
「やっぱ大統領の仕事って大変だなぁ」
今は、まだ大統領選挙が終わっておらず、国内が混迷しているウズベキスタン。
1ヵ月前からジャララバードの辺りで起こっていた事件も、とりあえず収束させた。
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Uzbekistan Removes Forces From Disputed Territory Along Kyrgyz Border - Radio Free Europe / Radio Liberty
http://www.rferl.org/content/uzbekistan-kyygyzstan-border-forces-removed/27999713.html
Uzbekistan Reportedly Opens Border Crossing With Kyrgyzstan - EurasiaNet.org
http://www.eurasianet.org/node/80581
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