アハルテケステークスと、フェルガナの汗血馬
6月第2週の東京のメインレースといえば、アハルテケステークス。(オープン、ダート 1,600m、ハンデ)
中央アジアの美しくてよく走る馬の品種名がレースに付けられている。
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特別レース名解説 - JRA(日本中央競馬会)
http://www.jra.go.jp/datafile/tokubetsu/201152.html
アハルテケステークス
アハルテケ(Akhal-Teke)は中央アジアで生産されている品種の馬。毛は金色の光沢を放ち、「黄金の馬」と呼ばれる。
また、非常に持久力に富み、一日に数千kmを走ることが出来ることから、一日に千里を走るという中国歴史上の名馬、汗血馬の子孫ともいわれる。なお、京王電鉄競馬場線「府中競馬正門前駅」の入り口にはこの馬の銅像が建てられており、待ち合わせスポットとして利用されている。
アハルテケ種とは - 馬の用語 Weblio辞書
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%B1%E7%A8%AE
中央アジアで3000年にわたって育種されてきたとされ、漢の武帝が求めた名馬はこの馬だったという説もある。
ウズベキスタンのフェルガナ地方は、昔も今も、馬の名産地。
その馬が欲しくて、わざわざ中国人が大軍で攻め込んで来たこともあった。
汗血馬 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%97%E8%A1%80%E9%A6%AC
前漢の武帝時代に、西域への大旅行をした張騫の報告により、大宛(フェルガナ)にこの名馬が産することを知り、外交交渉でこれを手に入れようとしたが決裂したので2度の遠征軍を送り、多数の名馬と約3000頭の繁殖用の馬を得た。
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