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2013年9月 1日 (日)

コットンをめぐる世界の旅 ― 綿と人類の暖かな関係、冷酷なグローバル経済

9月。そろそろ綿摘みが始まる頃ということで、こういう本を読んだ。

「コットンをめぐる世界の旅 ― 綿と人類の暖かな関係、冷酷なグローバル経済」
エリック・オルセナ 作品社 2012年7月 発行
http://www.sakuhinsha.com/nonfiction/23978.html

フランスを代表する作家であり経済学者である著者は、コットンをめぐる世界の旅をつづけた…。
訪ね行く世界各地から見えてきたものは、数千年にわたるコットンと人間の温かで豊かな関係であったが、現在、それを無残に打ち壊しているグローバル経済の冷酷な現実でもあった。
本書は、15ヵ国で翻訳刊行された世界的ベストセラーであり、「フランス経済書大賞」を受賞した、世界が注目する一冊である。

コットンをめぐる世界の旅 ― 綿と人類の暖かな関係、冷酷なグローバル経済

もちろん、ウズベキスタンのパフタの問題が書かれている。

綿の収穫機が高価なため、ウズベク人はこの点でもやはりソヴィエト時代からの方法を受け継いだ。つまり総動員。九月半ばから一〇月末まで、学校や大学は無人になる。一〇歳から二五歳までの若者たちが農場にはいるのだ。毎日一二時間彼らは収穫作業をする。

そして、ウズベク人の気質についても触れられていた。

反抗もせずにこのような公金流用による被害を受け容れるというのは、ウズベク人でなければできない。つまり、太古の昔から強者に忍従することに慣れ、最も妥協的な性格を授かっているからこそ可能なのだ。

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