« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月の3件の記事

2013年5月11日 (土)

ロシアより愛をこめて

今日は、娘の19才の誕生日。
「私の誕生日ぐらい電話して!」と言っていたので、久しぶりに携帯にお祝いの電話を掛けてみた。

国際電話の相手の国番号は、+998(ウズベキスタン)ではなく、+7(ロシア)。
ホームステイ先の娘さんは、婚約破棄された後、短大もやめて、現在ロシアにいる。
先にお兄さんとお母さんがロシアに出稼ぎしていて、家族が離れ離れになっていたけど、今は3人で一緒に楽しく暮らしているとのことだった。(※ ただし、滞在期限がある)

Спокойной ночи

最初それを聞いたとき、予想外の展開だったので驚いた。
日本人が2年間ホームステイしたことにより、まとまったお金が手に入ったため「いっそのこと家族みんなでロシアに住みましょう」となったらしい。
そうか、その手があったか。

言われてみれば確かにウズベク人だからといって、なにもわざわざウズベキスタンに住み続ける必要は無い。
世界には、もっと暮らしやすい場所がいっぱいあるし。

この一家は、たまたま宝くじに当たったようなもので、お金さえあれば自由を買うことができる。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年5月 2日 (木)

フェルガナに荷物が届いた

3月23日、フェルガナに国際郵便を送った。

2013年3月23日(土) 君に届け
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d1bc.html

5月2日、その荷物が大学に着いたと連絡があった。
ちゃんと届くもんですねぇ。
職員の皆さん喜んでおられた。

情報工学科の教員室
大学の人たち

40日ぐらいで到着したので、やはり首都タシュケントに送る場合(20~30日)よりも少し日数がかかる。

今回どういう経路をたどるのか調査しようと思って、書留にしてみた。
しかし、日本を出た後は行方が全く分からず、相手がウズベキスタンさんだと何の役にも立たない。

郵便追跡サービス - 日本郵便
https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/

郵便追跡サービス

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年5月 1日 (水)

亭主関白なホームステイ

フェルガナでのホームステイ先は第二夫人のご家庭だった。
本当のお父さんは週に1度(土曜の夜)しか遊びに来ない。
ろくに生活費も入れないため生活に困っていた。
そこに日本人が住み、家賃収入を得られるようになって喜んでいた。

お母さんと娘さん

そんな状況だったので、2年間お父さんの役割を疑似体験させてもらった。
夜遊びで門限(夜10時)を破る高校生の娘を叱ったりもした。
ホームステイなのに、もはや一家を支える大黒柱ですよ。

海外では、夫の家事参加は積極的?
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/30/228/

夫の義務はお金稼ぎと家外の問題を解決することであり、妻の義務は家事である。もちろん夫も少し手伝うことはあるが、ほとんどの家事は妻に任せられている。
(ウズベキスタン/女性/20代後半)

たしかに「男性に家事をさせてはいけない」という風潮があり、なぜか自然と亭主関白な生活になった。
とはいえ、お母さんも仕事(看護師)をしていて忙しかったので、主に娘さんが花嫁修業を兼ねて身の回りの世話をしてくれた。

※ イメージ写真 (堀北さん個人の感想です)
堀北真希「料理が… できない人が好きなんです」

<料理>
一度も自分で作らなかった。
皿洗いも、手伝おうとすると嫌がられた。
食費はJICAの契約では月30ドルだったけど、それ以上に支払った。

<洗濯・アイロン掛け>
スーツはクリーニングに出し、それ以外の衣類(下着・靴下、ワイシャツ、Tシャツ・ジーンズなど)を週2~3回洗ってもらった。
洗濯機と洗剤を買い、水道代・電気代を負担した。

<掃除>
自分の部屋だけ、自分で掃除した。
掃除機を買い、四角い部屋を丸く掃除した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »