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2012年12月の4件の記事

2012年12月29日 (土)

その後のフェルガナの地図

フェルガナに配属された当初、道路の名前まで分かるような細かい地図がこの世に存在しなくて困っていた。

2010年5月16日(日) フェルガナ州の地図
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-36a6.html

しかし今Googleマップを見ると、当時望んでいたことがほぼ実現されている。

Googleマップ (配属先の大学)
https://maps.google.co.jp/maps?cid=13521397296724758356

あれから2年ぐらいで、ここまで網羅されたことに驚かされる。
Farg`ona

ただフェルガナさんは、この地図を見る人たちを迷わせようとしている。
Google先生に内緒で通りの名称を変更したり、街の大工事をして地形を変えていて、地図の修正が追いついていない。
例えば、この場所はもうロータリー交差点ではなく、単なる信号付きの直角な交差点に変わっている。
круг

また、詳しく書かれているのは町の中心部だけ。
ちょっと郊外にいくと、やはりまだほとんど情報が無い。
でも、今後だんだんと充実していくでしょう。
フェルガナ(広域)

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2012年12月28日 (金)

一度は訪れるべき場所

ネットの記事で「一度は訪れるべき場所」として、サマルカンドのレギスタン広場が挙げられていた。

あまり知られていない一度は訪れるべき20の場所 - カラパイア
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52112673.html

レギスタン広場

ウズベキスタンは面白い国だとは思うけど、JICAから行けと言われるような特殊なケースでない限り、日本人が無理してまで行く所ではない。


以下は、ウズベキスタンにいた2年間で、個人的に最も心に残った場所のベスト3。

【3位】 アラル海 船の墓場 : カラカルパクスタン共和国
船の墓場

【2位】 イパドローム(競馬場) : 首都タシュケント
イパドローム(競馬場)

【1位】 クムテパ バザール : フェルガナ州 マルギラン

フェルガナのアウトレットモール(のようなもの)
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-8c0a.html

クムテパ・バザール

宝箱売り場

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2012年12月 4日 (火)

フェルガナ地方でのユニセフの保健活動

ウズベキスタンでは、パンを素手でちぎって分ける。
その手には寄生虫の卵が付いているので、現地の人たちと一緒に暮らして同じものを食べていると、当然こういうことになる。

2010年6月27日(日) お腹の虫と共生
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-1b45.html

そんな状況に対して、ユニセフが今年フェルガナ地方で啓発運動をしていた。

日本ユニセフ協会
寄生虫やその他の病気から子どもたちを守る正しい手洗い
http://www.unicef.or.jp/children/children_now/uzbekistan/sek_uzu05.html

ウズベキスタンでは“衛生推進・駆虫週間”の期間中、6歳から11歳までの約90万人の子どもたちに寄生虫駆除剤が配布され、フェルガナ東部のアンディジャン州、フェルガナ州、ナマンガン州ではイベントも行われました。

保健促進活動は、3,000校の学校で行われ、子どもたちは、石けんを使った適切な手洗いについて改めて学びました。この活動では、正しい手洗いが、寄生虫やそのほかの病気を防ぐということが強調されました。

ユニセフとWHOがフェルガナ盆地で行った共同調査(2011)によると、寄生虫に感染しているこの地域に暮らす子どもたちの割合は、最大で75パーセントに達することが明らかになりました。
ユニセフは、国民保健・教育当局に対し、子どもたちの成長と発達に深刻な影響を与え、微量栄養素欠乏を引き起こし、子どもの認知や学習能力を阻害する恐れのある寄生虫の感染についての取り組みを訴えたのです。

この子供たちと同じように錠剤を投与されて治療したのは、今となっては良い思い出です。

2010年7月18日(日) 虫下しの薬を飲んだ
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-705b.html

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2012年12月 2日 (日)

ウズベキスタンの通貨スムの札束を悪用した詐欺犯罪

ウズベキスタンの現金はインフレで価値が低く、札束で扱うことになるので、お金持ちになった気分になる。
そんなウズベクスム紙幣の錯覚を利用した事件が日本で多発していて、注意喚起がされている。

国民生活センター
次々出てくる換金困難な外国通貨の取引トラブル!
新たにコンゴ、シリア、イエメン、ウズベキスタンの通貨が…
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120921_1.html

<ウズベキスタンスム>
合計16件の相談が寄せられている。2012年2月に2件、3月に4件、4月に4件、5月に2件、6月に3件、8月に1件であった。

<主な相談事例>
ウズベキスタンスムを購入させられたが、いつになっても買い取られない。

※ 写真と本文は関係ありません
туалетная бумага

ウズベク通貨「スム」で投資詐欺発覚! 65歳女性730万円被害 - 産経新聞
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/600392/

滋賀県野洲市内の無職女性(65)が、ウズベキスタンの通貨「スム」のもうけ話を持ちかけられ、現金730万円をだまし取られていた。

投資コンサルティング会社の社員を名乗る男から女性方に電話があり、「ウズベキスタンの通貨を買わないか。同国は地下資源が豊富。価値は5~6倍になる」などと勧誘した。

女性は円とスムのレートが分からず男の言葉を信じていたが、日本円に換算すると73万スムは3万円程度である。

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