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2012年6月22日 (金)

国際ワークショップ 「ウズベキスタンの養蚕業と日本の果たす役割 ― JICA草の根事業を終えるにあたり」

東京農工大学の先生方がフェルガナで養蚕の改善の取り組みを3年間続けていて、その成果報告会が行われた。

国際ワークショップ 「ウズベキスタンの養蚕業と日本の果たす役割」
http://www.tuat.ac.jp/event/20120530183622/

ウズベキスタン共和国シルクロード農村副業復興計画-フェルガナ州における養蚕農家の生計向上モデル構築プロジェクト-の実施により、日本蚕種による高品質繭の生産に成功しました。
また、蚕種一箱あたり、ウズベキスタン在来種に比して40%の増収に成功し農家収入が向上し生活環境向上に貢献しました。

フェルガナの養蚕 - (1) 生糸の品質改良
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/--1-424b.html

フェルガナの養蚕 - (2) 繭から絹製品になるまで
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/--2-079d.html

2012年8月に本プロジェクトを終了するに当たり、ウズベキスタン側のパートナー4名とともに、その成果を紹介します。
一方、明らかになった問題点を提示、解決のための対策について議論し、さらに問題点解決のために、今後日本が果たす役割について検討します。

国際ワークショップ「ウズベキスタンの養蚕業と日本の果たす役割 ― JICA草の根事業を終えるにあたり」

<日時> 2012年6月22日(金) 13:30~17:00
<会場> 東京農工大学 府中キャンパス 第1講義棟 24番教室
<使用言語> 日本語、ロシア語、ウズベク語 (通訳有り)

プロジェクトの成果報告
プロジェクトの成果報告

JICA草の根パートナー型技術協力事業
http://www.jica.go.jp/partner/kusanone/partner/uzb_03.html

フェルガナ地域はウズベキスタン国内でも人口密度の高い地域であり、貧困度、失業率ともに高く、都市との格差は広がるばかりで若者の人口流出も大きい。また、ソビエト連邦の崩壊後の開発投資が都市に集中し地方まで及んでいない。そのため、この地域での貧困解消は急務である。
一方、この地域は古くからシルクロードの中継地として絹産業が発達していたが、近年、老朽化した機械や技術伝承不足などにより、国際競争に対抗していく品質の絹糸は生産できない状態である。そして現在、多くを安価な繭の状態で中国に輸出しているため、絹産業での収入は減少を続け、養蚕農家も激減している。そのため伝統産業の継承が困難になりつつある。
以上のことから、この地域で、養蚕業を中心とした農村の環境改善をすすめることは伝統産業の復興と貧困対策に重要である。

通訳さん(ウズベク人女性)は、ほぼネイティブな日本語が喋れて素晴らしい。

討論:今後の取り組みについて
討論:今後の取り組みについて

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コメント

こんにちは。実は私もこのワークショップの会場におりました。その感想をブログで書いたのでよかったら読んでみて下さい。

このサイトには、米田さんの著書について検索していた辿り着きました。

投稿: sanchai | 2012年6月27日 (水) 16時00分

sanchaiさん、はじめまして。
同じ時間に同じ場所にいたとは奇遇ですね。
コメントをいただき、ありがとうございます。

あの会場には、さまざまな形で国際協力やウズベキスタンに関わっている人たちがいっぱいいて、とても良いワークショップでした。

投稿: なかがわ | 2012年6月27日 (水) 23時47分

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