ウズベキスタンでのアンケートの難しさ
JICA地球ひろばにて、12月から「ITと開発途上国、国際協力」というテーマの企画展が開催される。
その関係で、JICA事務所から「周りの現地の人たちにアンケートを取ってほしい」という依頼があった。
内容も以下のような簡単なものだったので、配属先やホームステイ先など身近な人たちにアンケートの記入をお願いした。
- 名前 (ニックネーム可)
- 年齢
- 職業
- 携帯電話やPCを使うことで新しく(簡単に)出来るようになったことは何ですか?
- 今、知りたいことは何ですか?
例 : 家族が元気か、求人情報、医療情報、国内・海外のニュース 等- 今、伝えたいこと
例 : 具体的な自分の生活、自分の国、自分の仕事の事など- 3.を誰に伝えたいか
例 : 家族、友達、先生、世界の人々、政治家 等
ところが、この国の人たちは、小さい頃から暗記ばかりの教育を受けてきたせいか、自分の考えを文章にするということが苦手らしい。
そのため、このような自由に記述する形式のアンケートをお願いしたら、ものすごく嫌がられた。
そして、ほとんどの人が「何と書けば正解になるのか?」と聞いてくる。
そうじゃなくて。。。
「気楽に何でも意見を書いていいんですよ」と繰り返し説明したけど、テストのように何か「模範解答」を書かなければ偉い人に怒られるといった強迫観念めいたものがあるように見える。
そのような文化のため、アンケートの回答状況はかんばしくなかった。
そういえば同期の隊員も、だいぶ前に全く同じことを言ってたっけ。
↓
2010年5月27日 見えたこと - ウズベキスタンの風
http://blog.goo.ne.jp/sofa55jp/e/bf19aa97342ae2bbdabdc1da0bb743d8
教訓として、もしウズベキスタンでアンケートを取る必要がある場合は、よほど質問の形式を考えたり、工夫しなければならない。
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コメント
「暗記ばかりの教育」、幼稚園からしてますね~。
正解以外は、「書かない(答えない)方か良かった」くらいの評価になりがちなので、切ないです。
投稿: ぐんちょ | 2011年10月28日 (金) 23時47分
幼稚園でも、そんな感じなのですか。
ウズベキスタンの教育もそのうち変わっていくのかもしれませんが、今までこういう秩序で成り立っていた国があるということを知って、カルチャーショックを受けました。
投稿: なかがわ | 2011年10月29日 (土) 01時42分