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2011年8月26日 (金)

今年のフェルガナの綿摘み開始は早い

今年は暑かったため綿花が豊作で、収穫作業の開始時期が早くなった。
去年は9月末頃からだったけど、今年は9月2日の入学式・始業式をやった後、いきなり学生たちを綿花畑に駆り出すらしい。

9月~11月の3ヵ月間は大学から人がいなくなってしまうので、予定していたセミナーが開催できなくなった。
いくらウズベキスタンさんでも、新年度の初日からすぐに連行するような非道なマネはしないだろうと思っていたけど、容赦しませんねぇ。
それでもあきらめずに、綿摘み終了後の12月に延期としたものの、現時点では開催の見通しが立たない。

それにしても、本当に一体何なんだ、この国。
なんで綿花の発育状況によって大学のIT教育が左右されるのか、まったくもって意味が分からない。

国にとって、若者の教育は最も大切なことだと思う。
教育次第で、国民の将来はどうにでもなる。
一部の権力者の目先の利益のために、それをないがしろにしているツケは、いつか痛い目に遭って支払わなければならないのですよ。

タシケントIT大学フェルガナ校

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