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2011年8月の31件の記事

2011年8月31日 (水)

平成23年度春募集の合格発表

東日本大震災の影響で、青年海外協力隊の選考スケジュールが例年より遅れていて、平成23年度春募集の合格発表が本日あった。
自分の後任は以前に辞退となったため、要請が再度出ており、今回の募集で決まるかどうか注目していた。

ここ最近の傾向として、コンピュータ技術の合格率は50%
それが今回にも当てはまり、26人の応募者のうち、最終的に合格したのは13人だった。

コンピュータ技術の選考状況

合格者数が少ないので後任は来ないかと思ったけど、次回(秋募集)の要請一覧を見てみると、現時点で自分の配属先は載っていない。
つまり、このまま辞退が無ければ、誰か後任の人が来る可能性がある。

フェルガナは、いい所ですよ。
お待ちしております。

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2011年8月30日 (火)

日本への帰国スケジュールが決まった

4ヵ月後、日本に帰るときのスケジュールが決まった。
よーし、生きて帰るぞぅ。

<平成21年度3次隊 ウズベキスタン隊員の予定>

2011年12月21日(水)
地方隊員の首都への移動日
任地フェルガナ → 首都タシュケント

※ 大使館表敬、所長面談、帰国報告会、支給物品の返却、銀行口座の閉鎖など

2012年1月3日(火)
22:30 タシュケント空港
↓ アシアナ航空 574便
翌8:50 仁川空港(韓国)

1月4日(水)
10:00 仁川空港(韓国)
↓ アシアナ航空 104便
12:10 成田空港

1月5日(木) 帰国時プログラム 第1日目
受付・帰国時オリエンテーション (必須)

1月6日(金) 帰国時プログラム 第2日目
健康診断・帰国手続・帰国報告会 (必須)

(土曜・日曜・祝日はプログラムを実施しない)

1月10日(火) 帰国時プログラム 第3日目
キャリアパス研修 (選択制)

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2011年8月29日 (月)

今年の夏は断水が少なかった

ウズベキスタンの地方都市では日常的に断水があり、特に夏場は多くなる。

去年の夏は、あまりにも断水がひどくて、ご飯を作ることができず、お風呂にも入れず、いっそのことホテルに泊まろうかという寸前まで追い詰められた。

ところが、今年の夏は断水が少なかった。
普段からバケツやペットボトルに水を溜め置いて対策しているけど、実際にそれを使うことはほとんどない。

フェルガナ市はこの一年間で、バス行政だけでなく、水道行政についても劇的な改善を見せた。
市内に限れば、電気・水道・ガス・電話・インターネットなどのインフラが安定しており、とてもいい町づくりをしている。

水の汲み置き

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2011年8月28日 (日)

「ラマダン明け」と「独立記念日」の祝日に伴う日曜出勤

ウズベキスタンの休日は、直前になって大統領の命令で決まる。
来週は祝日によるお休みが多いため、変則的に日曜出勤となった。

配属先の大学では、国の休日スケジュールを基本としつつも、さらに独自に決めている。
今後一週間の予定は、以下の通り。

  • 8月28日(日) 平日 - 労働日
  • 8月29日(月) 平日
  • 8月30日(火) 休日 - ラマダン最終日、日曜の代休
  • 8月31日(水) 休日 - ラマザン・ハイート (祝日)
  • 9月1日(木) 休日 - 独立記念日 (祝日)
  • 9月2日(金) 平日 - 入学式・始業式
  • 9月3日(土) 平日 - 綿摘みの開始

それでもまた前日に変わったりすることがあるので、祝日が重なるときは学生や教職員がいつも右往左往する。

大学のパソコン置き場

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2011年8月27日 (土)

支給された携帯電話を壊した

青年海外協力隊員には、緊急連絡用のためJICA事務所から現地の携帯電話が支給されている。
それを水洗トイレに落っことし、水没させて壊してしまった。(電源が入らない)

日本でも洗濯機で壊したことがあり、大変なことになったけど、ここはウズベキスタン。
バザールで同じ機種を買ってきて、SIMカードを入れ替えれば、何事も無かったかのように元通り使える。
損害額は、65,000スム(3,000円ぐらい)で済んだ。

Nokia 1208

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2011年8月26日 (金)

今年のフェルガナの綿摘み開始は早い

今年は暑かったため綿花が豊作で、収穫作業の開始時期が早くなった。
去年は9月末頃からだったけど、今年は9月2日の入学式・始業式をやった後、いきなり学生たちを綿花畑に駆り出すらしい。

9月~11月の3ヵ月間は大学から人がいなくなってしまうので、予定していたセミナーが開催できなくなった。
いくらウズベキスタンさんでも、新年度の初日からすぐに連行するような非道なマネはしないだろうと思っていたけど、容赦しませんねぇ。
それでもあきらめずに、綿摘み終了後の12月に延期としたものの、現時点では開催の見通しが立たない。

それにしても、本当に一体何なんだ、この国。
なんで綿花の発育状況によって大学のIT教育が左右されるのか、まったくもって意味が分からない。

国にとって、若者の教育は最も大切なことだと思う。
教育次第で、国民の将来はどうにでもなる。
一部の権力者の目先の利益のために、それをないがしろにしているツケは、いつか痛い目に遭って支払わなければならないのですよ。

タシケントIT大学フェルガナ校

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2011年8月25日 (木)

日本からの最後の荷物(国際小包)

先日キルギス旅行から帰ってきたとき、日本の実家から送ってもらった荷物がJICA事務所に届いていて、タイミング良く回収することができた。

派遣準備のときに、2年間で使う生活物資を計算して、段ボール10箱に分けて用意した。
そして、それを2~3ヵ月に一度のサイクルで、実家から順次発送してもらっていた。
父上様、母上様、ありがとうございました。

ウズベキスタンでは、あらかじめ計算した通りの生活を過不足なく実行してきた。
これが最後(10箱目)の荷物なので、いよいよもうすぐ日本に帰国するのだという実感がわいてくる。

最後の3ヵ月分の生活物資ともなると、もうほとんど必要がない。
片手でも持てる荷物の軽さ。

最後の荷物(国際小包)

ちなみに、日本へ送り返す物は一切無い。
全ての物を、ウズベキスタンの人たちにあげて帰る。

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2011年8月24日 (水)

出張の承認文書(配属先のレター)

青年海外協力隊/シニア海外ボランティアを呼び寄せて、1泊2日の出張セミナーをしてもらうだけでも、たくさんの文書をJICA事務所に提出しなければならない。

ただ繰り返し言いますが、こういうお役所の面倒な手続きは、決して嫌いではありません。

配属先の承認レター

これは、配属先の大学に発行してもらうための文書(レター)。
ロシア語やウズベク語で原案を作って提出し、大学の偉い人たちに承認してもらう必要がある。

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2011年8月23日 (火)

セミナー計画書

来月、他の大学で活動しているシニアボランティア・青年海外協力隊員をうちの大学(フェルガナ分校)に招いて、情報通信技術に関するセミナーを開催することを予定している。

その出張申請のために、JICA事務所に「セミナー計画書」を提出する必要がある。
盛り込む内容は、以下の通り。

  1. 背景
  2. 目的
  3. 期待される効果
  4. 日程
  5. 出席者
  6. 方法等

こういう面倒くさい書類を作るの、意外と嫌いではありません。

セミナー計画書

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2011年8月22日 (月)

近くて遠い国

今日から大学の教職員の一部が出勤し始めてきたので、夏休みの旅行で買ったお土産を配ることができた。

「キルギスにも行ってきた」という話をしたら、やはりフェルガナ地方では、その隣国のイメージはすこぶる悪いらしく、

Там война нет?
(ターム ヴァイナー ニェート?)
⇒ あそこは戦争は無いのか?

ということを皆さんから聞かれた。

今はもう平和で、良い国でしたよ。

キルギス絵ハガキの旅

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2011年8月21日 (日)

夏休みの終わり

長かった大学の夏休みも終わり。
明日からまた徐々に人が戻ってくるはずなので、出勤します。

ちなみに去年の今頃の様子は、こちら。

2010年8月20日(金) 仕事モードに復帰
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-f3c1.html

任期は残り4ヵ月。
活動の仕上げに向けて、最後まで頑張ります!

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乗り合いタクシーで首都タシュケントから任地フェルガナに帰る

飛行機の運航が無い日なので、乗り合いタクシーでフェルガナに帰った。
2人で80,000スム(3,600円ぐらい)。

荷物がいっぱい

8:30 ウズベキスタンホテルのロビーで待ち合わせ

10:00 乗り合いタクシーが到着

(荷物回収、バザール、給油などの寄り道)

13:00 タシュケントを出発

17:30 フェルガナに到着

途中のカムチック峠では、パスポートコントロールが1回あった。
また、スピード違反で1回捕まった。

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2011年8月19日 (金)

任国外旅行(ウズベキスタンに帰国)

任国外旅行の終わり。
チョルポン・アタから、ビシュケクを経由して、一気にウズベキスタンに帰る。

チョルポン・アタからビシュケクまでの乗り合いタクシーは、2人で700ソム(1,200円ぐらい)。

9:00 チョルポン・アタを出発

12:30 ビシュケクに到着

乗り合いタクシーでビシュケクへ

この旅は、観光というより、キルギスの同期隊員に会いに行くのが主目的だった。
そして実際にキルギス隊員にいっぱい会えて、とても良い任国外旅行となった。
キルギス隊の皆さま、どうもありがとうございました。

19:55 (キルギス時間) マナス空港

20:20 (ウズベキスタン時間) タシュケント空港

21:30 ウズベキスタンホテルに宿泊

マナス空港

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2011年8月18日 (木)

任国外旅行(キルギス共和国:イシク・クル湖)

当初はカラ・コルという町まで行く日だったけど、疲れたこともあり、思いっきり予定変更。
チョルポン・アタの町にとどまって、そのまま休むことにした。

Голубой Иссык‐Куль
(ガルボーイ イシク・クル)
⇒ 空色のイシク・クル湖

という湖岸がおすすめだと聞いて、行ってみた。
ウズベキスタンには決して無い、素晴らしい湖岸のビーチリゾート場だった。

湖岸のビーチリゾート

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2011年8月17日 (水)

任国外旅行(キルギス共和国:ビシュケク→チョルポン・アタ)

ビシュケクから、ブラナの塔に寄り道をして、イシク・クル湖へ移動する日。

ビシュケク西のバスターミナルで、4人で1台のタクシーをチャーターした。
4,000ソム(6,800円ぐらい)と高かったけど、大きな車でゆったり移動できた。

ブラナの塔

11:00 ビシュケクを出発

12:30 ブラナの塔に到着

13:20 ブラナの塔を出発

15:40 チョルポン・アタに到着

透明な湖水

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2011年8月16日 (火)

任国外旅行(キルギス共和国:ビシュケク)

ビシュケク観光の日。
キルギスの同期隊員に案内してもらい、バザール、博物館、百貨店、日本センター、お土産屋などを一通り見て回ることができた。

街路樹が多く、街の雰囲気はフェルガナに似ている。
街路樹が多い

博物館の前の広場。
大きなキルギスの国旗が見える。
大きなキルギス国旗

革命の焼け跡がまだ残っていた。
革命の焼け跡

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2011年8月15日 (月)

任国外旅行(キルギス共和国に入国)

最初で最後の任国外旅行。
本日から隣国キルギスに行くため、一旦首都タシュケントへ移動した。

6:20 フェルガナ空港

7:10 タシュケント空港

そしてタシュケントの空港では、ウズベキスタンから出国する際に、ランダムで外貨の所持金額のチェックがある。
今回たまたまそれに当たってしまい、係員さんに別室へ連行された。

所持金を全て正確に申告しているので、何もやましいことは無いから大丈夫だと思っていたら、初歩的なミスを犯していた。
税関申告書に3,204ドルと書くべきところを、なぜか足し算を間違えて3,004ドルと書き誤っていて、虚偽申告の罪に問われた。

それでも、涙目のウズベク語で謝り倒したら、なんとか釈放された。
一時はもう旅行どころじゃなくなると思ったけど、運良く係員さんが分かってくれる人で助かった。

ウズベキスタンに来る皆さま、税関申告書の誤記には、くれぐれもご注意ください。

税関申告書

ウズベキスタン⇔キルギスの飛行機の料金は、ウズベキスタン航空で往復242ドル。
時差が1時間あり、実際は1時間ちょっとのフライトで到着する。

16:40 (ウズベキスタン時間) タシュケント空港

18:55 (キルギス時間) マナス空港

20:00 首都ビシュケクのホテル・ホリデイに宿泊

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2011年8月14日 (日)

青年海外協力隊の任国外旅行制度

青年海外協力隊は、自費で任国の外を旅行することができる。
ただし、行ける国は近隣諸国と日本だけに限られている。

ウズベキスタン隊員の場合は
中国、カザフスタン、キルギス、ネパール、パキスタン、トルコ、ロシア、日本
だけど、治安の悪さを理由に許可が下りない国も多い。

旅行の申請は、1ヵ月前までに必要となる。

  1. 受入国政府(配属機関)の同意書(休暇承認文書)を取得し、在外事務所に提出してください。
  2. 任国外旅行の開始の1ヵ月前までに、ボランティアポータルシステムを利用し、『私事目的任国外旅行届』を提出してください。

去年キルギスに行こうと思っていたら、革命が起きたため行けなくなってしまった。
あれから1年が経ち、今はわりと落ち着いていてチャンスなので行ってきます。

フェルガナの人たちに「キルギスに行ってきます」と言ったら
あの国に行ったら殺されるぞ!」
と皆さんおっしゃる。

たしかに、今ウズベク人がキルギスに行ったら危ない
お隣の国と仲良くやるのは、どこの国でも難しい。

キルギスの歩き方

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2011年8月13日 (土)

ぶどうの町 アルチャリク

フェルガナとリシュタンの中間に、Oltiariq(アルチャリク)という町がある。

白い屋根の家が密集していて、遠くから眺めるととても美しい。
そしてこの町にはもう一つ大きな特徴があって、ほぼ全ての家の前で葡萄(ブドウ)が栽培されている。

メインストリート。
こういう景色が、数キロ先までずっと続いている。
ぶどう栽培の町

今は夏なので、ちょうど真っ盛りの季節。
夏はぶどうの季節

マスカットのような品種が育てられている。
マスカットのような品種

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2011年8月12日 (金)

フェルガナの博物館

フェルガナの街の中心部に、郷土史博物館がある。

フェルガナ盆地についての自然や歴史、産業、風俗などの展示が豊富。特に歴史分野では、この地方ならではの遺跡や出土品に関する展示が多く、興味深い。盆地全体の立体図も、フェルガナの地理的特徴を理解するのに役立つはず。

(地球の歩き方「シルクロードと中央アジアの国々」より引用)

入館料は2,000スム(100円ぐらい)。

2階には、フェルガナ盆地の歴史や風土に関するものが展示してある。

一番の見どころは、地元の民衆が集団で一人の軍人さん(?)をフルボッコに殴っている絵。
なかなかの迫力とインパクトがある。
何の説明書きも添えられていないので詳しい史実は分からないけど、たぶん100年ぐらい前に、ここで実際にそういう反乱事件があったのだと思われる。

バスマチ蜂起 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/バスマチ蜂起

3階は、第二次世界大戦に勝ったぞー!という旧ソ連の軍事品の数々が展示してある。

フェルガナの博物館

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2011年8月11日 (木)

フェルガナのバスターミナル

1年前、フェルガナでのマルシュルートカ(ダマス)が公式には禁止となり、その代わり路線バスが大量に導入された。

バスが走り始めた当初はカオス状態で、系統の表示も分かりづらく、運行する側も、乗客側も大混乱だった。
試しに乗ってみたら、とんでもない所に連れて行かれたことがある。
だから、またお上が突然わけの分からんことをやって国民の生活を不便にしている、というような悪い印象を持っていた。

しかし、この1年の間にバスの車両と路線はだんだんと整備され、今ではだいぶ分かりやすく便利になった。
生活に欠かせない安全な「市民の足」として、完全に定着している。

フェルガナに1年半住んでいて、以前より改善されたり、正しい方向に発展している、と感じたことがいくつかある。
バスがその一つで、フェルガナ市はバスに関しては頑張っていて、ナイスな行政をしていると思う。

フェルガナのバスターミナル

ちなみに、このいすゞ自動車製のバスは1台22,000ドルで買った、と運転手さんが言っていた。

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2011年8月10日 (水)

コーカンド・リベンジ

去年の夏、コーカンドに行ったら街全体が工事中だった。

2010年8月17日(火) 任国内旅行(フェルガナ州:コーカンド)
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-39ad.html

そのため、1年後に街がどうなっているのかを見に行ってみた。

フェルガナ⇔コーカンドの乗り合いタクシーの値段は変わってなかったけど、バス代が2,000スム(100円ぐらい)から2,500スム(125円ぐらい)に値上がりしていた。

コーカンドの玄関口のバザール。
ここはゴミゴミしていて、去年と何も変わっていない。

コーカンドのバザール

ウズベキスタンの都市開発は、現在こういう状況にある。

ウズベキスタン独立20周年に向けて街をリニューアル - 海外旅行現地情報(OTOA:日本海外ツアーオペレーター協会)
http://www.otoa.com/news_detail.php?id=20279

9月1日に盛大なお祝いを行うために、国をあげて総出で街のリニューアルと近代化に取り組んでいます。
9月1日以降は、緑美しい洗練されたウズベキスタンの街をお楽しみいただけます。

大統領の強権的な命令で無理矢理キレイな街を造るというのはいかがなものかと思うけど、ここまで立派な公園を整備すれば、これはこれでたいしたものだと感じた。

フダヤル・ハーン宮殿

高級商店街の雰囲気は、サマルカンドに似ている。
完成度は7割ぐらいで、建物だけ出来ていても、肝心の中身が空っぽのお店も多かった。

高級商店街

なお、見た目が綺麗なのは表通りだけ。
路地を一本入った数メートル先に、本当のコーカンドの姿が見える。

表面だけ綺麗

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2011年8月 9日 (火)

ウズベキスタンの花嫁修業

ホームステイ先のお母さんは仕事が忙しいため、朝晩のご飯はたいてい娘さんが作ってくれている。
いつもありがとうございます。

娘さんの料理は最初ひどかったけど、この1年半でめきめきと腕前が上達し、今ではお母さんよりも上手になった。
今日は自家製のサムサを焼いてくれた。

料理中

娘さんは17才。
ラブラブな彼氏がいて、はやく結婚したいと言っている。

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2011年8月 8日 (月)

ウズベキスタンのガソリンスタンド

車でフェルガナからタシュケントに行く途中、運転手さんがコーカンドの町で燃料を補給した。

ウズベキスタンのガソリンスタンドといえば大行列のイメージがあるけど、このお店はなぜかあまり繁盛していない。
とてもきれいなガソリンスタンドなのに、値段が高いからかもしれない。

きれいなガソリンスタンド

店員さんも親切。

店員さん

あやふやな料金メーターではなく、デジタルでちゃんと表示している。
10リットル給油した。

デジタル表示

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2011年8月 7日 (日)

ウズベキスタンを西から東へ横断(ウルゲンチ→タシュケント→フェルガナ)

ウルゲンチのホテルから空港に行く途中に見えた風景。

ウルゲンチの大工事

9月1日の独立20周年の記念日に向けて、街の
перестройка(ピリストローイカ)
⇒ 改築、再構築
が急ピッチで進められている。

あと1ヵ月無いのに、なんか間に合うようには見えないんですけど…
それでもウズベキスタンさんのことだから、突貫工事で完成させるのかなぁ。

ウルゲンチからフェルガナへの帰路は、全て飛行機を使った。
運良く遅延も無く、タシュケントで無事に乗り継ぎができて、フェルガナに帰り着けた。

9:40 ウルゲンチ空港

11:00 タシュケント空港

13:50 タシュケント空港

14:45 フェルガナ空港

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2011年8月 6日 (土)

日本展

ウルゲンチの隊員が開催する「日本展」のお手伝いをしてきた。
大盛況なイベントだった。

<日時>
2011年8月6日(土) 14:00~17:00

<場所>
アルホレズム広場内 アカデミードラマ劇場

メインテーマは「原爆」を通じて、ウズベキスタンの人たちに「平和」について考えてもらうこと。

1階ロビーに原爆被害の資料を展示
原爆資料展示

その他に、日本文化を実際に体験して楽しんでもらうためのコーナーが設けられた。

折鶴
折鶴

剣玉、コマ、お手玉
剣玉

竹馬
竹馬

体重・体脂肪などを測定
体重・体脂肪などを測定

大ホールでも、さまざまなステージイベントが行われた。

・開会宣言
・スタッフ紹介
・原爆についての思い
・黙祷

・ムービー上映 「ヒロシマ母達の祈り」

・小学生のダンス

・ムービー上映 「あなたにとって平和とは?」
・ムービー作成にあたっての思い

・空手の演舞
・サッカー学校生徒による出し物

子供たちのダンス
子供たちのダンス

空手の演舞
空手の演舞

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2011年8月 5日 (金)

ウルゲンチへ移動

1年ぶり、2度目のウルゲンチ

13:00 タシュケント空港

14:40 ウルゲンチ空港

ホレズム・パレス・ホテルに宿泊

空港の滑走路に降りたら、殺人的な日射しと照り返しで、暑いというより痛かった。

ウルゲンチの街のシンボルの時計台
時計台とアカデミードラマ劇場

翌日に開催する「日本展」の会場は、その隣にある。

会場を下見
劇場の1階ロビー

徹夜でイベントの準備をする隊員たち
徹夜で準備

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2011年8月 4日 (木)

首都タシュケントに移動

任地フェルガナから首都タシュケントへ車で移動した。
以前の運転手さんが良かったので、今回も全く同じ条件で乗せてもらった。

でも今日は異変があった。
運転手さんの体調が悪いらしく、途中で何度も小休止をとっていた。
そして目的地まであとわずかという場所で、ついにギブアップ宣言。

タシュケント市内に入ってしばらくした所で、路肩に車を止めて
「気分が悪い」
「吐き気がする」
「料金は支払うので、ここから先は別のタクシーに乗ってくれ」
と言ってきた。

かわいそうに。
タシュケントの熱気と毒気にやられたのかもしれない。
運転手さん、あの後ちゃんとフェルガナまで帰れたのかな。。。

あと、地方隊員に朗報(?)なことが…
ウズベキスタンホテルの客室での無線LANのインターネット接続は、これまで有料だったけど、なぜか今日は無料で誰でも自由に使える状態になっている。
速度も500Kbps以上出るので、JICA事務所の倍ぐらい速い。

ウズベキスタンホテルの客室のインターネットの実測値

このホテルが、何を血迷って大盤振る舞いしているのかは不明。
9月の隊員総会と、年末年始の日本への帰国のときまで、この出血大サービスが続いていることを願っております。

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2011年8月 3日 (水)

キリル文字(ロシア語/ウズベク語)のキーボード入力

この3日間ぐらい、ロシア語とウズベク語の文章(キリル文字)をパソコンでひたすら入力するという作業をしていた。

キリル文字のキーボード配列については、こちらのウェブサイトが分かりやすい。

多言語の入力(多言語キーボード配列)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9011/

ロシア語ウズベク語についても画像があって、ありがたい。

キリル文字のキーボード配列(ロシア語)

キリル文字でのタッチタイピング(手元を見ないで入力)は、ウズベキスタンに赴任した当初に少し練習したら、すぐに出来るようになった。
しかし、キリル文字ばかり使っていると、ラテン文字(ローマ字)入力のほうがおかしくなってくる。

今こうやってブログを書いている瞬間も指使いが怪しくて、タイプミスがやたらと多い。
英語もますます苦手になってきたし、この国で生活していると仕事能力が低下していく。

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2011年8月 2日 (火)

ウズベキスタンの入試シーズン

ウズベキスタンの大学などの入学試験は、毎年8月1日に行われている。
去年の例。

2010年8月1日(日) ウズベキスタンの大学の入学試験
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-be87.html

でも今年は、なぜか8月2日にずれていた。
こんなこともあるんですねぇ。

それにしても、このクソ暑い中、受験生も、試験を実施する人たちも、大変だなぁと思う。
写真は、校門の前の日陰で待つ保護者の方たち。

カレッジの入試

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2011年8月 1日 (月)

ラマダンがくるよ

昨日の夜、ホームステイ先の娘さんが「目覚まし時計を貸して」と言ってきた。
そして、夜中の2時にアラームをセットしていた。
夜明け前に朝ご飯を食べるらしい。
いよいよラマダン(断食月)が始まるのだという意気込みが伝わってきた。

なので、バザールで買ったラマダンカレンダーをあげた。

ラマダンカレンダー

ラマダン期間中の日の出・日の入りの時刻が書かれている。
今年のラマダンは8月1日からの約1ヵ月間と、分かりやすいスケジュールになっている。

日の出・日の入りの時刻表

自分の周りでは、この娘さんが最も敬虔なムスリムで、断食実行率は3割ぐらい。
その他の人たちは、自称イスラム教徒だけど、断食など全くしない。

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