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2011年6月の30件の記事

2011年6月30日 (木)

ウズベキスタンの人々(タジク人女性)

フェルガナ盆地は、タジキスタンと国境を接しているため、タジク人も少し住んでいる。
ウズベク人にはきれいな女性が多いけど、タジク人女性も目が大きくて、きれいな人が多い。

タジク人女性

【右/中】 タジク人
【左】 ウズベク人(ホームステイ先の娘さん)

ちなみに、中央アジアにおける美人の基準は面白い。

眉毛はつながっているほどセクシー度がアップするというタジキスタンの女性たち
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51964476.html

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2011年6月29日 (水)

ウズベキスタンの人が青年海外協力隊に聞く23の質問(後編)

前編からの続き)

13. ウズベキスタンやウズベク人で一番不思議、または変なことは何だと思いますか。
文房具を買うのもケチる人たちが、なぜ新車を買えるのか、その金銭感覚が分かりません。

14. ウズベキスタンにいるとき郷愁がありますか。そのとき何をなさいますか。
郷愁はあります。
何もせず我慢します。

15. ウズベキスタンの人々と話すとき(例えば、買い物しながら) 何語を使いますか。説明するのは難しいですか。
ロシア語とウズベク語を使います。
説明するのは難しいです。

16. どうやって空き時間を過ごしますか。
家でパソコンに向かっています。

17. ウズベキスタンの気候はどうですか?なれることができましたか。
夏はとても暑くて、冬はとても寒いです。
なれました。

18. 日用品の買い物にどこへ行ったらいいのですか?(服、食べ物)
服は、ウズベキスタンで買ったことがありません。
食べ物は、近所のスーパーマーケットまたはバザールで買います。

19. ウズベキスタンの交通についてどう思いますか。よく使っている交通機関は何ですか。
車がスピードを出し過ぎで、交通マナーも悪く、危ないと思います。
よく使うのは、バスとマルシュルートカ(Damas)です。

20. ウズベキスタンの物価についてどう思いますか。
日本の物価の5分の1~10分の1ぐらいで、とても安いと思います。
特に野菜や果物が安すぎて、あれでどうやって商売が成り立っているのかが謎です。
インフレが続いているので、ウズベキスタンの人たちがいつか暴動を起こさないか心配です。

21. 新隊員のボランティアのために注意
タシケントの競馬場の写真を撮ったら、その隣が軍事施設だったため、軍隊に連行されたことがあります。
街中で写真を撮るときは、十分に周囲を確認してください。

22. 新隊員のボランティアのためにアドバイス
最初の1年ぐらいは、焦らず様子見モードでいいと思います。
何よりも、健康第一・安全第一です。

23. ウズベキスタンの人から何を学びましたか。
身近な人同士での「助け合いの精神」の大切さを学びました。

- 以上 -

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2011年6月28日 (火)

ウズベキスタンの人が青年海外協力隊に聞く23の質問(前編)

現在、首都タシュケントにあるJICA事務所にインターンで大学生さん(日本語が喋れる)が来ていて、1ヵ月間JICA事業や国際協力について学んでいる。
その一環として、JOCV(青年海外協力隊)やウズベキスタンについての調査があった。
アンケートを見たら、意外とごっつい内容だった。

1. どうしてボランティアになりたいと思いましたか。
自分がこれまで身に付けてきた能力と技術を活かして、より良い社会づくりに貢献したいと思ったからです。

2. ボランティアの仕事は重要だと思いますか。それはなぜですか?
はい、重要だと思います。
現場で「共に」活動することにより、実践的に問題解決に取り組めるからです。

3. ボランティアの仕事の長所と短所は何だと思いますか?
<長所>
隊員の自主性が重んじられていて、裁量により自由で柔軟な活動できる。
<短所>
明確な数値目標が設定されておらず、成果を評価する仕組みも無い。

4. SVとJVを比べて、JVの長所と短所は何だと思いますか?
<長所>
現地への適応がはやい。
<短所>
長い実務経験に基づいた知識が足りない。

5. ウズベキスタンに来てボランティアの仕事に関する予想は当たりましたか。
はい、仕事の内容に関する予想は、だいたい当たっていました。
職場の環境は、思っていたよりも良かったです。

6. ウズベキスタンに来る前にウズベキスタンについてどう思いましたか?どんなイメージがありましたか?
爆弾テロや銃撃戦などがあり、政情の不安定な危ない国だと思っていました。
特にフェルガナは、日本政府が「渡航の延期をおすすめします」と言っている地域のため、危険なイメージがありました。

7. ウズベキスタンに来る前にウズベキスタンでは一番困っていることはどんなことだと思いましたか。
開発途上国に共通している問題で、マネジメントと品質管理が欠如していることだと思いました。

8. ウズベキスタンに来るあとで一番大変なことは何ですか。
絨毯や布団が不潔で、虫(ダニやノミ)に全身を刺されることです。

9. ウズベキスタンではカルチャーショックを感じましたか。
はい、以下のことにカルチャーショックを感じました。

10. なれるのに一番難しいことはどんなことでしたか。
ウズベク料理のバリエーションの少なさに、もううんざりしています。

11. ウズベキスタンに来て価値観が変わりましたか。どのぐらい?
はい、変わりました。
賄賂社会で、お金さえあれば何でも解決できるので、お金は大事だと思うようになりました。
また、日本と日本人の素晴らしさを改めて感じました。放射性物質で国土が汚染されていても、日本にずっと住みたいです。

12. ウズベキスタンやウズベク人について何が一番好きになりましたか。どんなところがあまり好きではありませんか。
<一番好きなところ>
婚前交渉をしない。
<あまり好きではないところ>
列に並ばず、横入りをする。

後編に続く)

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2011年6月27日 (月)

フェルガナのフットサル大会

配属先の大学には小さいながらも体育館があり、毎年6月にフットサル大会が開催されている。

うちの大学の教職員チームはフェルガナ市内では強いほうで、去年この大会で優勝した。
でも今年は不運な失点を重ねて、初回戦で敗退してしまった。

フットサルの試合

ウズベク人は、超負けず嫌い。
試合はガチンコ勝負で、ラフプレイが多く、しょっちゅう乱闘になる。

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2011年6月26日 (日)

Age,35

ハピバースデイトゥーミイ!

四捨五入したら、もう40ですよ。
やばいですねー。

чойхона

同僚の先生たちが誕生日を覚えていて、今年もお祝いしてくれた。
嬉しいですねぇ。

ちなみに、左の人物は31歳。
今週は大学内で人事異動があり、情報工学部の副学部長だったのが、情報工学科の学科長に就任した。

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2011年6月25日 (土)

統合開発環境「SharpDevelop」

実際にC#の授業をやるとなった場合、そのための学習環境の準備が必要になる。

大学のパソコンには海賊版Microsoft Visual Studioが入っているけど、それよりもウズベキスタンのプログラミング学習者たちにおすすめしたいものがある。

SharpDevelop - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/SharpDevelop

SharpDevelop

オープンソースで開発されている統合開発環境(IDE)で、使用感はほとんどVisual C#と同じ。
これが無料で自由に使えるというのは素晴らしい。

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2011年6月24日 (金)

プログラミング言語 C#

日本の会社で働いていたとき、後輩から「プログラミング言語は、何を勉強すれば将来役に立ちますか?」と聞かれて、迷わずC#と答えていた。

C Sharp - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/C_Sharp

初めて使ってみたとき、開発効率の良さ(少ないコード)と、強力な機能に驚いた。
言語仕様は今も進化の真っ最中で、自分でもそのスピードについていけてない。

現在のウズベキスタンの大学教育で、C#は全く使われていない。
帰国前の最後の授業では、C#をテーマに取り上げて、その便利さを広めようと思っている。

プログラミングC#

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2011年6月23日 (木)

青年海外協力隊のコンピュータ技術者が選ぶ軽量ノートパソコン(NEC:LaVie Light)

帰国の半年前になってきたので、そろそろ日本での生活のことを具体的に考え始めている。

ウズベキスタンに持ってきた物は、ノートパソコンも含めてほとんど現地の人たちに寄付してしまうため、日本でまた新しく買い直さなければならない。

職業柄ノートパソコンを頻繁に外で持ち歩くため、重さ1kg程度の軽いサブノートが必要になる。
各メーカーの製品を比較検討した結果、これに決めた。

LaVie Light - NEC
http://121ware.com/lavie/light/

LaVie Light

ネットブックにしては値段が高いけど、性能のバランスが良い。
半年後には、値下がりかモデルチェンジしているのが楽しみ。

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2011年6月22日 (水)

本当の夏が来た

ウズベキスタンは、夏が超暑く、冬が超寒いという極端な気候。

昨日のフェルガナの最高気温は38℃だった。
夏至になり、ウズベキスタンさんもいよいよ本気を出してまいりました。

これから「チッラ」という酷暑の期間に突入し、一ヵ月ほど猛暑日が続く。

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2011年6月21日 (火)

帰国時ハンドブック

任期満了まで、あと半年。
最近は、日本に帰った後のことを具体的に考える時間が増えている。

首都タシュケントに行ったとき、とりあえずJICA事務所で「帰国時ハンドブック」をもらってきた。

  1. 帰国直後の手続き
  2. 経費等について
  3. 帰省先における手続き
  4. 地域社会へのボランティア経験の還元
  5. 情報支援
  6. 帰国後の組織活動
  7. JICAの支援体制

帰国時ハンドブック

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2011年6月20日 (月)

ウズベク語の辞書(和ウズベク露語辞典)

日本語⇔ウズベク語のおすすめの辞書を、もう一冊。

和ウズベク露語辞典(YAPONCHA-O`ZBEKCHA-RUSCHA LUG`AT)
和ウズベク露語辞典

収録語数は8,000語。
首都タシュケントの東洋学大学(日本語学科の図書室)で購入した。

日本語とウズベク語だけでなく、ロシア語も併記されているので、単語のニュアンスが分かりやすい。

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2011年6月19日 (日)

ウズベク語の辞書(和ウズベク語辞典)

大学にいると、いろいろな人たちが「日本語を教えてほしい」とやってくる。
そういう人のための教科書として、いつもとりあえずこの辞書をプレゼントしている。

和ウズベク語辞典(YAPONCHA-O`ZBEKCHA LUG`AT)
和ウズベク語辞典

首都タシュケントの「SHARQ ZIYOKORI」という本屋さん(ナヴォイ劇場の近く)などで売っている。
最初は独学でウズベク語を勉強するために買ったものだけど、簡単な日本語を教えるのにも最適だったりする。

  • 語彙数は少ないが、初心者向けには十分
  • 巻末にひらがな・カタカナの50音表が載っている
  • 例文が載っていて、ローマ字を読むだけで通じる

値段も1,400スム(70円ぐらい)と格安なので、上京する度にお店に置いてあるのを買い占めて、フェルガナに持ち帰っている。

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2011年6月18日 (土)

任地フェルガナへ戻る(乗用車で)

フェルガナに帰るのも、JICA事務所が手配してくれたタクシー。

車内

行きと同じ車&運転手さんで不安だったけど、トラブル無く家に着いた。

09:00 タシュケントを出発

14:25 フェルガナに到着

リシュタン~フェルガナの風景

途中に検問所があったものの、完全スルーで、パスポートチェックは無かった。
この国は、首都から出て行く人たちを警戒していない。

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2011年6月17日 (金)

1次隊活動報告会、送別会

本日は、平成21年度1次隊の帰国報告、及び、平成22年度1次隊の中間報告。

10:00~12:15 22年1次隊 中間報告(JOCV:8名)
12:15~13:30 昼食休憩
13:30~13:30 22年1次隊 中間報告(SV:1名)
13:45~14:45 21年1次隊 帰国報告(JOCV:1名、SV:1名)
14:45~15:00 講評(所長)
15:00~15:15 事務連絡

いつものことながら、皆それぞれの持ち場で頑張っていて、発表を聴いていると励みになる。
やっぱり協力隊っていいな、と改めて思う。

自分の活動はヤマ場が終わってしまったけど、あと半年、最後まできっちりとやり遂げて帰ろう。

1次隊活動報告会

18:30~ 送別会 (カフェ・ハノイ)

送別会(カフェ・ハノイ)

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2011年6月16日 (木)

健康診断(赴任1年6ヵ月目)、第3回コンピュータ部会

午前中は、健康診断。

  • 検尿、検便
  • 採血
  • 視力検査
  • 聴診
  • 身長・体重測定
  • 胸部レントゲン

首都タシュケントの病院

そして夕方は、コンピュータ系職種のJOCV/SVの会合。

16:30~18:45 第3回コンピュータ部会
<議題>
(1) 各自の活動状況の報告
(2) Windows Live グループを使用したオンライン上での資料の共有
(3) タシケント情報工科大学内の連携(大学間や隊員間)
(4) 9月ボランティア総会でのフリー講座「バックアップ」の事前準備

第3回コンピュータ部会

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2011年6月15日 (水)

フェルガナ隊の上京(乗用車で)

JICA事務所が手配してくれたタクシーは、LACETTIという高級な車種。

首都タシュケント行きのタクシー(LACETTI)

これは快適な旅になりそうで、ラッキーと思っていたら…

08:00 フェルガナを出発

11:00 カムチック峠(トンネルの100m前)で車が故障

11:20 応急処置をして出発

13:40 ゴール200m前で、再び車が故障

13:45 ウズベキスタンホテルに到着

2回エンジンが動かなくなるというトラブルに見舞われながらも、なんとかたどり着いた。
ウズベキスタンにはJAFのロードサービスとか無さそうだし、山の中で立ち往生した時には、本当にどうなることかと。。。

ちなみに検問(パスポートチェック)は、以前2ヵ所だったのが、今回3ヵ所に増えていた。
首都タシュケントに入るときの警備は、最近ますます厳しくなっている。

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2011年6月14日 (火)

近所のスーパーマーケットの経営難

スーパーマーケットは
ロシア語で
супермаркет(スピルマールキト)
ウズベク語でも
supermarket

首都タシュケントには、立派な店舗がある。
でもフェルガナだと全然superな感じではなく、単なる小さなお店になる。

ホームステイ先のアパートの近くにも、そんなスーパーマーケットがある。
品物の鮮度が悪くて、値段が高くても、徒歩1分と便利なので個人的によく利用していた。

近所のスーパーマーケット

しかし、ウズベキスタンの客商売は安定していない。
ある日突然閉店し、そのまま休業状態が半年ぐらい続いていた。
それが最近オーナーが変わって、また復活した。

でも、やはり近隣住民から「値段が高すぎ」とボイコットされ、ほとんどお客が入らず、結局また閉鎖に追い込まれてしまった。
フェルガナ市の景気は悪い。

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2011年6月13日 (月)

リシュタンの皿

フェルガナの隣町リシュタンは、日本語だけでなく、陶器も有名。
ウズベキスタン各地のお皿の中でも、リシュタン焼きは特に青色の模様が美しい。

リシュタンの皿

Javaの授業のクラスに、リシュタン出身の学生がいる。
「USBメモリを持っていない」と言うので、1本プレゼントしたら、代わりにお皿をいただいた。

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2011年6月12日 (日)

ハンターチャンス

ホームステイ先の部屋のドアノブは中国製で、半年も使っていれば自然と壊れる。
先週、部屋のドアの鍵が掛からなくなった。

鍵の壊れたドア

ホストマザーは「すぐに職人を呼んで直す」と言うものの、真面目に直す気は無い。
そしてこの一週間、仕事などで外出するたびに、部屋の中の物が少しずつなくなっていった。
(ウズベキスタンの人たちは手癖が悪い、というのが1年半住んでいての実感)

JICAの住居に関するセキュリティ基準は厳しくて、窓に鉄格子を付けたり、玄関が鉄の二重扉になっている。
でもウズベキスタンでは、外部から敵が侵入してくるというケースは少なくて、対策としてはあまり意味が無い。

ノートパソコン公用パスポートなど、本当に盗られたら困るものはスーツケースに入れて施錠している。
さすがのウズベキスタンさんでも、大きなスーツケースごとどこかにやって、知らんぷりという非道なことまではしないだろうと思っている。

貴重品以外は、どのみち半年後に全部置いて帰るつもりなので、なくなったところで痛くもかゆくもない。
また普段から炊事・洗濯などの家事を一切せず、ホストファミリーをこき使ってるという申し訳ないダメ人間からすれば、それぐらい構わない。

とはいえ、たぶんイスラム教にも「人のものを盗んではいけません」というような戒律があるはず。
ホストファミリーはムスリムで「神様」という言葉をよく口にするけど、本気で信じてるわけではないんだと思う。

今週は首都タシュケントに上京するため、4日間ホームステイ先のアパートを留守にする。
またフェルガナに戻って来たとき、どれだけ部屋がスッキリしていることか。。。

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2011年6月11日 (土)

ウズベキスタンの羊の群れ

ウズベク人は、よく羊っぽいと言われる。

以下は、ティムール・ダダバエフ著『社会主義後のウズベキスタン―変わる国と揺れる人々の心』(アジア経済研究所)という本からの引用。

多くの場合、ウズベク人は集団で行動することが多く、大家族での生活を好むことから羊に例えられる。
また、ウズベク人は個々人の判断で行動するよりも他人の意見や大多数の意思を尊重することから、他の民族(特にロシア人)から羊のようだと批判されてきた。
さらに、ウズベク人に黒髪の人が多いことも羊を連想させるらしい。
(33~34ページ)

確かに、なぜか群れたがる習性を持っている。
これは、朝の大学生の登校風景。

大学生の登校風景1

大学生の登校風景2

まぁ仲が良いのは、とてもよろしいことだと思います。
ただ、「Gメン'75」のように横一列で道を歩いたりするのは
ロシア語で
помеха(パミェーハ)
ウズベク語だと
xalaqit
⇒ 邪魔
だと言いたいわけですよ。

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2011年6月10日 (金)

統計で見るウズベキスタン (自殺率)

WHO(世界保健機関)による統計で、世界の自殺率ランキングというのがある。

国の自殺率順リスト - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%87%AA%E6%AE%BA%E7%8E%87%E9%A0%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

上位のほとんどを旧ソ連諸国が占める中で、日本も世界5位と異彩を放っている。

ウズベキスタンはどうかというと、旧ソ連の中では例外的に74位と下のほうにいる。
イスラム教国であることなど、ランクが低い要因はそれなりにあるのかもしれない。

アル・ファルガニー広場(フェルガナ市)

何が幸せなのかは数字では表せられないけど、この統計だけ見ると、ウズベキスタンより日本のほうがよっぽど生きにくい国になっている。

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2011年6月 9日 (木)

ウズベキスタンも NO MUSIC, NO LIFE.

ウズベキスタンの人たちは音楽が大好き。
しっとりとしたバラードではなく、踊るためのにぎやかな音楽が多い。

ホームステイ先では、テレビがいつもつけっぱなしになっていて、音楽番組がよく見られている。

大学の教員室でも、共用のパソコンで同僚の先生たちが大音量のBGMを鳴らしていたりする。
そんな騒がしいウズベキスタンの環境に慣れてしまって、もはや何の疑問も感じなくなってしまった。

以前「日本の音楽が聴きたい」と言われて、試しにいろいろ聴いてもらったことがある。
その結果、こういう楽曲が意外にも好評だった。

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2011年6月 8日 (水)

フェルガナのバス代の値上がり

首都タシュケントでは、公共交通機関の料金がガンガン値上がりしていたけど、その波がついにフェルガナにもやって来た。

フェルガナ市内のバス代は、これまで300スム(15円ぐらい)だったのが、昨日から400スム(20円ぐらい)に値上がりした。

広告付きのラッピングバス

現地の人たちの給料は上がらないのに、いろんな物価がどんどん上昇していく。
(正確には、モノやサービスの値段が上がっているのではなく、ウズベク通貨スムの価値が下がっている)

何年後かにこのブログの記事を見たら、バス代が400スムなんて、まだまだかわいい金額だと感じるに違いない。

ただ、急に大幅に値上げしたら暴動が起きるので、じわりじわりと上げている。
民衆は不満を口にしつつも、やがてインフレに慣れてきて、生活が苦しいのが当たり前に思うようになる。
ウズベキスタンゆでガエル作戦、本日も順調に進んでおります。

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2011年6月 7日 (火)

さくらんぼのジャム作り

今のウズベキスタンは、さくらんぼが最盛期。

ホームステイ先の親戚が農家で、採れたてのさくらんぼを材料にして、自家製のジャムを作ってくれた。

さくらんぼのジャム作り

果実の砂糖煮、果肉を潰さないジャムは
ロシア語で
варенье(ヴァリェーニヤ)
ウズベク語だと
murabbo

自家製ジャム

ちなみに、ジャムは
ロシア語で
джем(ヂェーム)
ウズベク語だと
qiyom

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2011年6月 6日 (月)

プログラミングの授業ではサンプルのソースコードが重要

駒ヶ根訓練所の生活班(6班)に、コンピュータプログラミングのシニア海外ボランティアがいた。
本職は大学教授とのことで、自分には教師の経験が無かったため、大学での効果的な授業のやり方について、訓練中にいろいろとお話を聞かせてもらった。

その中の一つに「とにかくサンプルソースをたくさん見せる」というのがあった。
なるほどと思ったので、それを今までの授業に取り入れてきた。

また、この記事も参考にした。

【新人なるプログラマーへ】 ソースコードを読みましょう - @IT
ソースコードを読む能力を高めるには?
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/column/koyama/koyama10_2.html

【5】 ちょっと変更して動作させてみる

「ちょっと変更して動作させてみる」というのは、参考書のサンプルなども、理解を深めるためには、自分でちょっと変更して、それが思ったとおりに動作することを確認するものですが、それと同じことをしてみましょう、ということです。

読んでいるだけではつまらないので、少しは変更を加えて動かしてみて、ソースコードのどこを触ると、どこに影響が出てくるのかを確認してみると、かなり楽しくなってくるはずです。オープソースソフトウェアだと、コンパイルやビルドも簡単にできるようになっているものが多いので、変更して動作させることはそれほど難しくはないはずです。

いろいろと遊んでみることで楽しく理解が深まるはずですし、自分のソースコードの分析が間違っていなかったことを確認できるはずです。

それで、実際にフェルガナ校で適用してみた状況は、どうかと言うと…
大学1年生ぐらいだと「いつかこういうコードが書けるようになりたい」という感想が出てくる。
それが大学院生になると、さすがに読解力が高い。
ぱっと見て、何をやっているプログラムなのかすぐに把握して、わりと自由に改造を加えたりすることができる。

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2011年6月 5日 (日)

フェルガナの養蚕 - (2) 繭から絹製品になるまで

前回からの続き)

大量の繭玉。

繭玉

大型機械が導入された製糸工場。

製糸工場

そして、生糸の束になった状態。
白く光り輝いて、美しい。

生糸

しかし、せっかく良い絹製品を作っても、ウズベキスタンには旧ソ連の計画経済の名残りで、流通・販売システムが少ない。
その問題を解決するため、こんな素敵な取り組みが始まっている。

成田空港と関西空港の「一村一品マーケット」で、成果物シュシュ販売開始!!
http://www.tuat.ac.jp/~jica-uz/syusyu.html

カウンターパートのBWAが作成したシュシュが成田空港と関西空港の「一村一品マーケット」で販売を開始しました。
これらが売れて、現地の人々の生活向上につながることを願っています。

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2011年6月 4日 (土)

フェルガナの養蚕 - (1) 生糸の品質改良

現在フェルガナ市に住んでいる日本人は、青年海外協力隊だけでなく、JICAの専門家(昆虫遺伝学の教授)がいる。

国立大学法人 東京農工大学/JICAウズベキスタンプロジェクト
http://www.tuat.ac.jp/~jica-uz/

東京農工大学では、国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業を受託し、2009年9月よりウズベキスタン共和国で、「ウズベキスタン共和国シルクロード農村副業復興計画-フェルガナ州における養蚕農家の生計向上モデル構築プロジェクト-」を行っています。

以前、養蚕の現場を見学させてもらったことがある。

フェルガナ郊外の民家で飼育されている風景。
お蚕さまはデリケートな生き物なので、室内の温度・湿度がデジタル機器で管理されている。

養蚕の現場

近付いて見ると、こんな感じ。
良質の糸が取れる品種が飼育されている。

お蚕さま(アップ)

そして、きれいな繭(まゆ)になった状態。
こうなるまでには、やはり数々の苦労があるのだとか。

繭玉

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2011年6月 3日 (金)

Kelajak ovozi (Voice of the future)

<ウズベキスタン・コンピュータ部会の皆さんへの業務連絡です>

去年の夏休みに、サマーキャンプで出張講義をしたことがある。
この国の若者たちの生態を垣間見れて、有意義な経験ができた。

2010年7月15日(木) ユース・フォーラム2010(1日目)
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/20101-97df.html

2010年7月16日(金) ユース・フォーラム2010(2日目)、首都タシュケントへ移動
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/20102-5e23.html

Summer Training Camp

その夏のトレーニングキャンプは毎年恒例となっていて、今年も7月7日~21日に開催される。
JICAが協賛していることも、案内に書いてあった。

Summer Training Camp: call for applications
http://fundforum.uz/en/news/summer-training-camp-call-for-applications/

The training camp offers educational, sporting and cultural events and is a great opportunity to make new friends, gain skills and discover talents.

Among the partners that have supported the youth project are international organizations such as the British Council, UNFPA, the Japan International Cooperation Agency (JICA), the Korea International Cooperation Agency (KOICA), UN Volunteers, the United Nations Office on Drugs and Crime (UNODC), the Korean Internet Volunteers Program, DVV International, Nagoya University (Japan), Westminster International University in Tashkent and the Management Development Institute of Singapore among others.

Официальный сайт Центра молодежных инициатив ≪Келажак овози≫
http://kelajakovozi.uz/

Kelajak ovozi

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2011年6月 2日 (木)

ちょっとでも油断したらやられる

6月中旬にJICAボランティアの会合があるため、首都タシュケントに上京する。
1ヵ月前に往復の航空券を買って、安心していた。

しかし、昨日フェルガナにいる他の隊員が同じ便のチケットを予約しようとしたところ、買えなかったと言う。
フェルガナ⇔タシュケント便が満席になることは無いため、もしかしたらまた何かトラブルに巻き込まれたか…、という嫌な予感がした。
この国に1年半も住んでいると、そういう勘が鍛えられる。

空港に行って問い合わせたら、やはりその直感は的中していた。
ほとんどのフェルガナ発着便の運航が取り止めになっていた。

でもウズベキスタンさんのことだから、大量に欠航となっても、既にチケットを購入した人たちにお知らせしてくれるほど親切ではない。
当日まで仕掛けられたワナの存在に気付かなくて、空港に行ったところで「飛行機が無い」と言われて、路頭に迷う客はこれから続出すると思う。

ということで、飛行機が飛ばないため、6月中旬は往復ともにタクシーでの移動となる。

車での移動風景

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2011年6月 1日 (水)

ウズベキスタンの「子供の日」

ウズベキスタンでは、社会主義国家だった名残りで、6月1日が「子供の日」になっている。
(祭日だけど、休日ではない)

子供の日 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AE%E6%97%A5

フェルガナの街の中心部にある公園では、今年もお祭りをやっていた。

フェルガナの「子供の日」

ウズベキスタンの小学校は、もう夏休みに入っているため、子供たちが多い。

ちなみに、去年のお祭りのほうが、もっと盛大だった。
去年の様子はこちら。

2010年6月1日(火) 花と鳥の祭日、国際子供の日
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-156e.html

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