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2011年5月の31件の記事

2011年5月31日 (火)

1日1GB(ギガバイト)のデータ量

日本のブロードバンド通信(光ファイバー/ADSL)は定額制で容量無制限というのが当たり前だけど、ウズベキスタンのADSLは従量制が主流になっている。

2011年4月23日(土) ウズベキスタンのインターネット(ADSL)の速度が2倍に進化
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/adsl2-9e4f.html

しかし、使用量を気にしながらインターネットを使うのは精神衛生上よろしくないことと、そもそもデータ量が膨大であるため、定額制(容量無制限)のプランを選択している。

ウズベキスタンで暮らしていて、普段どれぐらいの通信量が発生しているのか、試しに5月分を集計してみた。
(プロバイダーのウェブサイトで閲覧することができる)

5月分の通信料(合計)

すると、昨日までの30日間で、ちょうど30GBだった。
1日平均1GBになる。
(もっと使っていると思っていた)

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2011年5月30日 (月)

ウズベキスタンの人々(配属先の大学の学生さん)

タシケント情報工科大学フェルガナ校の学生さんたち。

配属先の大学の学生さん

なお、配属先はコンピューターが専門の理系の大学ということもあり、女性の学生数がとても少ない。
(男女比は、男9:女1ぐらい)

なので、これは珍しい写真。

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2011年5月29日 (日)

フェルガナ郊外のじゃがいも畑

フェルガナ地方は農業地帯。
郊外に行くと、広大な畑を見ることができる。

フェルガナ郊外のじゃがいも畑

この写真は、5月下旬のじゃがいも畑。
なんとなく北海道のような景色が広がっている。

ちなみに、遠くに山が見えるけど、あの辺りはもうキルギスになる。

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2011年5月28日 (土)

大和ネクスト銀行

日本に1年半いないだけで、浦島太郎になっているのを感じる。
新しいネット銀行ができていたことを知らなかった。

大和ネクスト銀行
http://www.bank-daiwa.co.jp/

今は開業記念の特別金利キャンペーンをやっていて、夏のボーナスの預け入れ先として最適。

大和ネクスト銀行

頻繁なお金の出し入れには向かない銀行だけど、円定期預金専用で使う分には問題ない。

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2011年5月27日 (金)

(3) テクノロジーを社会のために役立てる

ウズベキスタンでは、家族や友人など身近な人たちの間での助け合いの精神は強い。
それは素晴らしいことだと思う。
しかし残念なことに、もっと広い「国や社会のために」という意識が欠如している。

若い学生たちに「ここで学んだことや身に付けた技術を、いつか世の中の人々のために役立ててください」と言っても、理解されない。
それどころか、笑われてしまう。

大学内の看板

たしかに、ティムール・ダダバエフ著『社会主義後のウズベキスタン―変わる国と揺れる人々の心』(アジア経済研究所)という本にも、そのようなことが書いてあった。

ソ連崩壊後に育った新しい世代は、「計算」、「利益」、「冷静さ」、「感情や理想の否定」などが特徴的で、彼らは筆者もその中の一人である五歳上の世代の価値観を小ばかにする。(140~141ページ)

現在のウズベキスタンでは「社会のために何かをする」という言葉は単なる抽象的な理想論になってしまい、そのような言葉を口にした者は皮肉や嘲笑の対象になる。(188ページ)

大学を卒業したところで、国内に就職先や仕事が少ないという厳しい現実もある。
また、国家の体制により、さまざまな自由が制限されている。

でも、心底「そんな考え方じゃ、将来この国は絶対に良くならない」と思う。
なので、今年いっぱいの任期が終わるまで、どんなに笑われようが、コンピューターを使って社会に貢献することの大切さをしつこく言い続けたい。

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2011年5月26日 (木)

(2) 美しいコードを書くこと(美意識)

ウズベキスタンの人たちは、表面的な見栄えを良くしたり、外見的に取り繕ったりするのが上手い。
そういうテクニックにかけては、とてもかなわない。

例えばウェブサイトを作るときでも、とにかく見た目が派手なのが良いという文化らしく、<blink>や<marquee>などのタグを好んで使いたがる。
まぁ、その気持ちが分からないでもない。

だけど、肝心のソースコードをきれいに書こうという気持ちが無いのは感心しない。
特に、大学の先生たち。

学生が書いたコード

  • 汚いコードほどバグを含む可能性が高い。
  • ただ単に動作すればいいというのではなく、中身も大事。

そういう発想が欠けているのは、よろしくないことだと思う。
そもそも大人数で一つのものを作り上げるとなった場合、それでは成り立たない。

そのため、授業(プログラミングの実習)では

など、コードの可読性に関する基本的なことから伝えている。

ただ、こういった意識はすぐ身に付くものではないため、実際に書いてもらったコードを、赤ペン先生として根気強く添削していくしかない。
また、なるべく多くの優れたサンプルコードを見せることで、本当に「美しい」ものに対する感覚を養ってもらいたいと思っている。

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2011年5月25日 (水)

(1) コンピューターを正しく使うことの楽しさ

フェルガナ地方の人たちは、ウズベキスタンの中でも特に頭が良く、暗記や数学が得意。
屋内知恵比べでは、とてもかなわない。

大学のプログラミングの授業でも、主にコンソール上で難しい数値計算などをやっている。

授業風景(板書)

理系のコンピューターが専門の大学として、これはこれで重要なことだと思う。
ただ、学生さんたちが皆つまらなそうに授業を受けているのが、ずっと気になっていた。

実習中の学生

要請内容に「実用的なソフトウェア開発の指導」と書かれていたのは、つまりこの現状を指している。

今のウズベキスタンの人たちにとって
パソコン = ゲーム、音楽・DVDプレーヤー
という扱いだけど、その他にもいろんなことが出来るというのを知ってもらいたい。

そしてコンピューターを使うのは、本来もっと楽しいものだと興味を持ってもらうために、毎回の授業(プログラミングの実習)の題材を工夫するよう心掛けている。

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2011年5月24日 (火)

ウズベキスタンのコンピュータ技術者に伝えたい3つの大切なこと

活動の1年目が終わったあたりで、配属先の大学のことも分かってきて、今の学生や先生たちに欠けていると感じたものがある。

1年目は様子見モードでおとなしくしていたけど、2年目はわりと自由にやりたいように出来るようになったので、授業などを通じて自分の意見を伝えている。

プログラミングの小手先のテクニックは重要ではなく、コンピュータ技術者として大切な哲学みたいなものがあると思う。
その中で、最も教えたい基本的なことを3つに絞った。

  • コンピューターを正しく使うことの楽しさ
  • 美しいコードを書くこと(美意識)
  • テクノロジーを社会のために役立てる

ウズベキスタンのコンピュータ技術者に伝えたい3つの大切なこと

日本とは文化が全く異なるので、これらはウズベキスタンの人たちに必要の無いことなのかもしれない。
だけど「世の中にはこういう考え方もあるんだよ」ということを知ってもらうために、ここにやって来たのだと思っている。

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2011年5月23日 (月)

駒ヶ根訓練所の卒業アルバム

駒ヶ根訓練所での訓練中に、卒業アルバム(DVD)を作った。
ウズベキスタンにいる今ももちろん手元にあって、よく見ることがある。

生活班(6班)

最近は体調を崩し気味で、開発途上国で暮らすことの厳しさを改めて実感しているけど、この卒業アルバムを見ていると、なんとか最後までやっていけそうな気がする。

卒業アルバム(DVD)

どんなに遠く離れていても
みんな同じ空の下にいる
つらい時は空を見上げよう
空はみんなとつながってるから

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2011年5月22日 (日)

バザールの相場 (果物)

フェルガナのバザールの果物の価格表。
(1キログラムあたりの値段)
1,000スム=50円ぐらい。

ただし果物には旬があって、日によって値段が大きく変動する。
今の季節はさくらんぼが最盛期。

果物の値段

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2011年5月21日 (土)

バザールの相場 (肉・野菜)

ホームステイ生活で料理は一切していないため、実はウズベキスタンの食料品の値段を知らなかったりする。

フェルガナのバザールの肉や野菜の価格表。
(1キログラムあたりの値段)
1,000スム=50円ぐらい。

肉・野菜の値段

  • go`sht ⇒ 肉
  • tuxum ⇒ 卵
  • kartoshka ⇒ じゃがいも
  • sabzi ⇒ にんじん
  • piyoz ⇒ たまねぎ
  • pamidor ⇒ トマト
  • bodring ⇒ きゅうり
  • guruch ⇒ 米

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2011年5月20日 (金)

大学のテレビ会議システム

駒ヶ根訓練所での訓練の終盤、ウズベキスタンのJICA事務所との間でテレビ会議があった。
ウズベキスタンにいるロシア語の先生が、生徒たちの語学の習得状況を確認するため、ロシア語だけで会話するというものだった。

配属先の大学の会議室にも、それと同じようなテレビ会議システムが導入されている。

大学のテレビ会議システム(停電中)

たまに首都タシュケントの本校と回線をつないで、遠隔授業などをやっていたりして面白い。

ただし、停電したら、もちろん使えない。
(重要な会議をやっているときに限って、よく停電する)

ハイテク以前に、今のウズベキスタンに必要なのは、まず電気の安定供給だったりする。

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2011年5月19日 (木)

統計で見るウズベキスタン (平均寿命)

原発事故による放射能汚染の影響もあり、最近「旧ソ連諸国の平均寿命」というのがインターネット上で話題になっている。
その中でも、特にウズベキスタンに注目が集まっていた。

最初は断トツのビリだったウズベキスタンが、なぜか頑張って追い上げている。
この勢いは素晴らしい。(他の国が下がり過ぎというのもあるけど)

旧ソ連諸国の平均寿命(男)の推移
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8985.html

旧ソ連諸国の平均寿命(男)の推移

まぁ、ウズベキスタンの統計情報は、あまり当てにならんというのもありますが…
今後も興味深い数字を見つけたら、たまに取り上げてみます。

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2011年5月18日 (水)

復活祭

先週から著しく体調を崩して、しばらく伏せってましたが、日常生活に支障がない程度に回復してきました。

お粥や野菜ジュースぐらいしか食べられなかったけど、だんだん食欲も取り戻しつつあります。
これぞ生命力。

決して叶わぬ夢ですが、なぜか今は「ほか弁」が食べたいです。


※ 動画はイメージです。

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2011年5月17日 (火)

大学のハードウェア修理講座

青年海外協力隊のコンピュータ技術・PCインストラクター隊員の定番な仕事の一つに、任地の壊れたパソコンの修理がある。
そのため、派遣前の技術補完研修では、パソコン修理の実習があった。

しかし実際、うちの配属先に関しては、その必要は無かった。
コンピューター教室には管理人さんがいて、パソコンもそこそこ管理されている。

ハードウェアに関する授業が行われていたり、学生による自主的な勉強会もやっていたりして、素晴らしい

パソコン修理の実習

大学の人たちは、意外とモノを大事にしない(乱雑に取り扱って、壊したりなくしてしまう)傾向があるので、パソコンの故障は多い。
でも、手先が器用なので、自力で直すことができる。

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2011年5月16日 (月)

テニス大会「フェルガナ・チャレンジャー」の開幕

フェルガナには、立派なテニス施設がある。

ここで、5月16日~21日に「フェルガナ・チャレンジャー」というテニス大会が開かれる。

2011 Fergana Challenger - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/2011_Fergana_Challenger

テニス施設の入口

日本人選手も参加していて、はるばるフェルガナまでやって来るために、水曜どうでしょう並みの過酷な移動をしている。

近藤大生 公式ブログ - Be Happy !
http://www.tennis-navi.jp/blog/hiroki_kondo/tournament/026032.php

注目は、松井俊英選手。
去年ダブルスで優勝している。

Words from Toshi: ウズベキスタンチャレンジャー
http://toshimatsui.blogspot.com/2011/05/blog-post_15.html

フェルガナのテニスコート

ちなみに、下の写真は駒ヶ根訓練所のテニスコート。

駒ヶ根訓練所のテニスコート

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2011年5月15日 (日)

ウズベキスタンの蜘蛛(クモ)

ホームステイ先のアパートには、ダニハエゴキブリなどの害虫がいる。

住み始めた当初はゴキブリが多かったけど、地道に倒し続けていたら、だんだん出現率が減ってきた。
やはり小さなことからコツコツと、というのが一番大事なことなのだとウズベキスタンで学んだ。

その他にもう一つ、よく出没する害虫がいる。
※ 写真はモザイク処理をしています。

フェルガナの蜘蛛

蜘蛛(クモ)は
ロシア語で
паук(パウーク)
ウズベク語だと
o`rgimchak

ちょっと油断していると、部屋の隅に大きな蜘蛛の巣が張られている。

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2011年5月14日 (土)

健康貯金を使い果たす

青年海外協力隊の用語に「健康貯金」というのがある。

協力隊の試験には厳しい健康診断があり、それにパスした人だけが採用される。
開発途上国の不衛生な環境は、ただちに健康に影響を及ぼすレベルなので、やはりその合格基準は妥当だと感じる。

任地で生活していると、どんなに気を付けていても、毎日そういった健康の貯金を食いつぶすことになる。
そして派遣1年を過ぎたあたりで、ついに残高がマイナスになって、身体を壊すというパターンが多い。

昨日の授業は、フラフラになりながら、立っているのもやっとという状態だった。
授業が終わった後は、倦怠感・吐き気・下痢がひどかったこともあり、ギブアップして早退した。

(家に帰る途中の風景)
今日のフェルガナ

お粥すら受け付けられないほど絶不調というのは、生まれて初めての経験。
ウズベキスタンさん、なかなか凶暴です。

あと半年ちょっと、死なない程度に頑張ります。

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2011年5月13日 (金)

足し算指導法

昔から、人に何かを教えたりするのは下手だという自覚がある。
今はなりゆきで学校の先生をしているけど、どちらかといえば苦手な仕事だったりする。

かと言って、ここに来た以上はやるしかないので、自分で勉強して成長するいい機会だと思って取り組んでいる。
いろいろな人の意見に耳を傾け、良さそうだと思うことは参考にして、活動に取り入れるようにしている。

例えば、こういうもの。

足し算指導法を使う - ビジネスマンの不死身力:職場を変える「会話のチカラ」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1003/07/news003_2.html

問題点を直接指摘すると、相手のやる気は著しく下がってしまう。
「今の状態からさらによくなる」というメッセージを伝えることで、相手は自然と前向きな気持ちになることができる。
これが足し算指導法のポイントだ。

ウズベキスタンで実際にこれをやるのはかなり難しいけど、出来るだけ心掛けるようにしている。

授業風景

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2011年5月12日 (木)

プログラミング言語の人気ランキング

今やっているJavaの授業の一環で、プログラミング言語の人気ランキングという話題を取り上げた。

その際、1年前の記事だけど、以下のウェブサイトの情報がとても役に立った。

人気プログラミング言語ランキング ‐ PHP、C++を抜いて3位 (2010年1月)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/12/022/index.html

人気プログラミング言語ランキング ‐ PHP、C++を抜いて3位

人気プログラミング言語ランキング、C言語が1位 (2010年4月)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/04/13/024/index.html

人気プログラミング言語ランキング、C言語が1位

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2011年5月11日 (水)

ウズベキスタンにドラえもんがいた

フェルガナのバザールに、ドラえもんの置き時計が売っていた。
おそらく中国製。

ドラえもんの置き時計

ホームステイ先のアパートにも、配属先の大学の教員室にも、時計が無い。
携帯電話は電池がよく切れるためか、時刻が合っていないらしく、

Сколько сейчас времени?
(スコーリカ シチャース ヴリェーミニ?)
⇒ いま何時?
と聞かれることが多い。

なので、プレゼント用に買ってみた。
8,000スム(400円ぐらい)。

しかしフェルガナでは、このキャラクターの認知度はゼロ。
周りの誰に聞いても、彼が何者なのか知る人はいなかった。

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2011年5月10日 (火)

戦火のナージャ (ロシア語の映画)

かれこれ1年半ぐらいロシア語に触れていると、ロシア語の映画とかは、字幕が無くても何を言っているのかだいたい分かるようになった。

たまに見るのは第二次世界大戦を扱った戦争映画で、ソ連がドイツや日本を相手に戦っているというシチュエーションが多かったりする。

戦火のナージャ
http://www.senka-nadja.com/

しかし、これにもおそろしい弊害がある。
脳みそがロシア語とウズベク語で上書きされて、以前にもまして英語が苦手になった。

社内で英語の公用化なんてされたら、こりゃ帰国後はますますピンチですなぁ。

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2011年5月 9日 (月)

対ドイツ戦勝記念日(祝日)

本日は、旧ソ連の「対独戦勝記念日」という祝日。

配属先の大学の前には、戦勝記念広場がある。
毎年この周辺の道路を封鎖して、軍人さんたちによるパレードが行われる。

戦勝記念パレード

去年の様子はこちら。

2010年5月9日(日) 旧ソ連諸国の対独勝戦記念日
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-9b2b.html

大学前の看板

この看板に書いてあるウズベク語の意味は
9 MAY ⇒ 5月9日
XOTIRA VA QADRLASH KUNI ⇒ 記憶と尊敬の日

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2011年5月 8日 (日)

5月中旬のフェルガナ観光は避けたほうがよい

去年の5月中旬、JICA事務所の人たちがフェルガナに出張に来た。
しかし、フェルガナのホテルはどこも満室で予約が取れなかったため、仕方なくコーカンドに宿泊していた。

フェルガナのホテルが全てふさがっていた理由は、これ。

Fergana Challenger - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Fergana_Challenger

毎年5月中旬に「フェルガナ・チャレンジャー」という男子プロテニスの大会が開催されている。
フェルガナはホテルが少ないため、こういうイベントで外から人がやって来ると、あっという間に満室になってしまう。

5月のフェルガナは、イチゴやさくらんぼなどの果物が美味しいし、気候も穏やかで観光に最適のシーズン。
でもタイミングが悪いと、宿泊する場所が無いということになる。

5月のフェルガナ

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2011年5月 7日 (土)

Javaに関する話

以前、大学内で「Javaの授業をやります」という掲示を出して、受講生を募集した。
すると、その中にJavaScriptの授業だと勘違いして応募してきた学生がいた。
情報工学科の先生たちでも混同している人がいる。

そのため、授業の最初にJavaとJavaScriptの違いについて説明する必要があった。
日本語なら簡単だけど、ロシア語でこの違いを説明しろと言われると、めちゃめちゃ難しい

JavaとJavaScriptは別物

その他にも、以下のようなテーマで、Javaにまつわる基本的な話題を授業で取り上げている。

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2011年5月 6日 (金)

ウズベキスタンのハンバーグライス

昼食シリーズ、本日で最終回です。

ウズベキスタンには
Бифштекс(ビフシュテクス)
という、ご飯に羊肉のハンバーグをのせた料理がある。

ビフシュテクス

これが意外と美味しい。

お値段は、ちょっと高くて2,800スム(140円ぐらい)。

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2011年5月 5日 (木)

ウズベキスタンの肉まん

ウズベキスタンには
Манти(マンティ)
という料理がある。

その名の響きの通り、羊肉の饅頭(まんじゅう)。
あるいは、でかい蒸し餃子のようなもの。

マンティ

値段は、1個550スム(28円ぐらい)と安い。

当ブログは、このように青年海外協力隊の活動紹介そっちのけで、今週もずっと横道を邁進していく所存でございます。

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2011年5月 4日 (水)

ウズベキスタンの焼きうどん

ウズベキスタンには、汁のうどん料理だけでなく
Ковурма лагмон(コブルマ・ラグマン)
という、焼きうどんのようなものもある。

コブルマ・ラグマン

ウズベク語で
qovurmoq
⇒ 炒める

すなわち、「油で炒めたうどん」という意味。

値段は、2,000スム(100円ぐらい)。

いつも昼食のデフォルトはこれで、品切れの日だけ他の料理を食べるようにしている。

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2011年5月 3日 (火)

ウズベキスタンのうどん

ウズベキスタンにも、うどん料理がある。

Лагмон(ラグマン)
または
Уйгур лагмон(ウイグル・ラグマン)
といい、その名の通り中国のほうから伝わってきたらしい。

値段は、2,400スム(120円ぐらい)。

ウイグル・ラグマン

肉が羊肉なので、なんとなく駒ヶ根で食べたローメンを思い出した。

ウズベキスタンの人たちに、一度でいいから香川県の美味しいうどんを食べさせてあげたい。

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2011年5月 2日 (月)

フェルガナのошхона(大衆食堂)

配属先の大学には学食が無いため、昼食はいつも外のoshxona(大衆食堂)に行っている。
でも断水や停電のため料理が作れず、行っても「出せる料理が何もない」と言われて、がっかりすることもある。

フェルガナの大衆食堂

フェルガナでの昼食代の相場は、2,000~3,000スム(100~150円ぐらい)。
首都タシュケントで同じものを食べると、その倍ぐらいの値段になる。

食堂のメニュー

カタコトのウズベク語を話す日本人は、なぜかこの食堂のオバちゃんたちにモテモテで、何も言わなくてもサービスで大盛りにしてくれたりする。
もはやジゴロですよ、食堂ジゴロ。

ウズベキスタンで、カフェのような客商売を成り立たせるのは難しいらしい。
外食産業は安定しておらず、行きつけのお店がある日突然つぶれていたり、店主が替わっていたりする。
この1年だけでも、近所に新しいお店が出来ては潰れ、出来ては潰れを繰り返した。

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2011年5月 1日 (日)

フェルガナの町の再開発

フェルガナ市街の中心部。
バスターミナルの近辺は、花屋さんや携帯電話のお店などがいっぱい並んでいた。

Before

それが、何の前触れもなく、次の週には跡形もなく撤去されていたりする。
日本だと信じられない光景だけど、ウズベキスタンではたまにこういう現象が起こることがある。

これが、“土地の私有”という概念の無い国のおそろしいところ。
ある日突然、お役所から「立ちのけ!」と言われたら、庶民は出ていくしかない。

After

住民の都合など気にしなくていいので、フェルガナの町の再開発がものすごいスピードで進んでいる。
そして町並みは、きっと今よりもっとキレイになっていく。
それが良いことなのか、悪いことなのかは、よく分からないけど。

なにこのシムシティ

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