ウズベキスタンの南瓜(かぼちゃ)
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ウズベキスタンに来る前に、2年間で使う生活物資をあらかじめ計算して、段ボール箱に詰めて用意しておいた。
全部で10箱。
今は、それを日本の実家から首都タシュケントのJICA事務所に宛てて、2~3ヵ月毎に順次送ってもらっている。
いつもありがとうございます。
国際郵便のSAL便の場合、日本→ロシア→ウズベキスタンというルートで、約1ヵ月かかって到着する。
途中の税関で箱を開けられて、ご丁寧なことに中の物品を一つ一つチェックした形跡が残っている。
さすがに今まで大きい物はなくなったことがないけど、電池など小さい物はたまになくなっていることがある。
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隊員総会などの公用で首都タシュケントに行くときは、いつもJICA事務所がウズベキスタンホテルを手配してくれる。
一番安い部屋なので、お風呂はシャワーしかない。
先日は個人的な旅行だったこともあり、ちょっと奮発してバスタブのある部屋に泊まった。
でも、蛇口から出てくる水はおしっこのような色で、臭くて、がっかりした。
ウズベキスタンの水道管はソ連時代からのもので、だいぶ老朽化している。
そのため、鉄サビだか泥だかよく分からない物質が混ざることがある。
白いタオルを湯船につけると、有馬温泉の金の湯みたいに茶色く染まった。
風呂に入ったら、よけいに身体が汚くなる。
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昨年の9月、銀座のウチダ人材開発センタでコンピュータ技術・PCインストラクター合同の技術補完研修を受けた。
この研修には良い風習があって、修了生は任地から研修所に宛てて絵ハガキを送ることになっている。
休み時間の教室で、世界各地の先輩隊員から届いた絵ハガキをいっぱい見せてもらって、モチベーションが高まった。
自分のウズベキスタンでの任期も、もうすぐ折り返し地点が来る。
首都タシュケントに行ったとき、フェルガナの風景の絵ハガキを中央郵便局で投函してきた。
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フェルガナでは、星がきれいに見える。
特に、これからはオリオン座の季節。
それにしても、最近なぜか流れ星をよく見るなぁと思っていたら、これだった。
↓
オリオン座流星群 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%BA%A7%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4
いしのだなつよ 1等星 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a02a4b1/l0054bc.html
小さな星がむこうでまたひとつ 輝きはじめる
僕もいつかたくさんの人の中で輝きたい石野田奈津代 「1等星」
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去年の今頃は駒ヶ根訓練所にいて、そのときも両親に会っていた。
刑務所の面会のような会話をした覚えがある。
↓
2009年10月25日 (日) 訓練19日目 - 第16回みなこいワールドフェスタ
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/16-6416.html
その国際協力に関するお祭りが、今年は本日開催されている。
↓
第17回みなこいワールドフェスタ【こまがね国際広場】
http://www.city.komagane.nagano.jp/index.php?f=hp&ci=12690&i=12760
写真は、駒ヶ根訓練所の近所の風景。
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首都タシュケントは便利だけど、暴走車や警官が多くて、とても生きづらい。
穏やかなフェルガナに帰ると、なんだかほっとする。
この街は、ウズベキスタンの中ではわりと居心地がいいほうだと思う。
だから、なるべく首都には行かず、穴熊のようにフェルガナ盆地に引きこもって暮らしていきたい。
今回、日本から文明の利器をたくさん届けてもらって、四次元ポケットに補充することができた。
フェルガナのドラえもんとして、あと1年ちょっとの任務を全う出来そうです。
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今日は、両親を首都タシュケントの空港までお見送り。
滞在期間は短かったけど、この国の良い所も悪い所も、よく分かってもらえたと思う。
最後にウズベキスタンの感想を聞いたら、「もう二度と来ない」という最大級の評価をいただいた。
写真は、両親がフェルガナで宿泊したクラブ・ホテル777の部屋。
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今日は、フェルガナの街を両親にゆっくり見てもらおうと思っていた。
しかし、この国は容赦なくボディーにパンチをみまってくる。
母はついに体調を崩してギブアップし、一日ホテルで休むことになった。
自分も、ウズベキスタンで史上最大の下痢に襲われている。
昨晩食べたハンバーガーがあたったらしく、すこぶる体調は悪い。
父と一緒にバザールや公園などをちょっとだけ見てまわって、すぐ帰ることにした。
ただ、百聞は一見に如かずということで、父にはフェルガナの街の雰囲気を分かってもらえたようだった。
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協力隊を育てる会の「視察の旅」で、結局ウズベキスタンには2人(うちの父と母)しか申し込みがなかった。
そのため、今年のツアーは成立せず、両親は個人旅行として来ることになった。
ウズベキスタンは日本人観光客も多く、個人旅行でも基本的に問題はない。
でも旧ソ連だけあって、いろいろな手続きが面倒くさかったりする。
配属先の大学から、一週間の休暇をいただいた。
今日は首都タシュケントの空港まで出迎えに行く。
写真はタシュケントの街中の風景。(7月に撮ったもの)
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ウズベキスタンでは、Yaponiya(日本)という国名はよく分かってもらえるけど、実際にどんな国か知っている人は少ない。
配属先の大学やホームステイ先でも、これまでに「日本の写真を見せてほしい」と言われることが何度もあった。
そんな青年海外協力隊員のために、便利なサイトがある。
↓
これぞまさに日本という感じのする風景写真60枚 - デジタルマガジン
http://digimaga.net/2010/08/60-scenery-pictures-of-japan
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今の自分の活動は、2年間ではとても終わらない。
そのため、後任者(2代目)の募集をお願いした。
現在、JICAが青年海外協力隊の22年度秋募集をしている。
このフェルガナでのコンピュータ技術の案件も対象になっている。
↓
平成22年度 秋 募集ボランティア要望調査票
http://jocv-info.jica.go.jp/jv/index.php?m=Info&yID=JL76310B01
<職種> コンピュータ技術
<国名> ウズベキスタン共和国
<配属先> タシケント情報工科大学フェルガナ校
<派遣隊次> 平成23年3次隊
<要請内容> 首都から約300km離れた地方都市にある工科大学において、プログラミング言語(特にJava、C++、PHP)及びWebプログラミング、ソフトウェア開発について学生に実習と講義を指導するとともに、教員の能力向上を支援する。
<資格条件> 大卒・実務経験(5年以上)
もしロシア語かウズベク語が堪能で、心身ともに超健康なアラサーのプログラマーがいらしたら、ぜひおすすめします。
配属先の大学は、こんな所です。
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(日本では、今フロッピーディスクで大問題になっているようですが…)
パソコンで作成される点字のデータは、単なるテキストファイルなので、ファイルサイズが数十KBと小さい。
そのため、点訳ボランティアの間では、まだ点字のデータの受け渡しにフロッピーディスクがよく使われている。
そういうこともあり、日本にいたときはフロッピーディスクを100枚ぐらい持っていた。
もしかしたらウズベキスタンでもまだフロッピーディスクが使われているかもと思って、日本からいっぱい持ってきた。
しかし、配属先の大学のパソコンには、FDドライブが全く付いてなかった。
データの受け渡しには、USBメモリが使われている。(そのためウィルスも蔓延している)
以前は大学でもフロッピーディスクを使っていたようで、「あれを発明した人は誰だ?」と聞かれたことがある。
とっさに「ドクター中松です」と答えてしまったけど、たぶん間違ってると思う。
リシュタンの青少年センターのパソコンにはFDドライブが付いていたので、全部リシュタンの隊員に寄付した。
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先日、隣国キルギスで議会選挙があった。
投票自体は混乱無く行われたようだけど、その選挙結果がまた波乱に満ちたことになっている。
↓
キルギス、反独裁派低迷 議会選で開票 - 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101101000187.html
10日に行われた中央アジア・キルギスの議会選で、中央選挙管理委員会は12日に開票を終えた。バキエフ前大統領の独裁化に反発し、4月の政変を主導した陣営は得票が低迷。既に始まった連立工作の結果によっては、新政府づくりの主導権を握れず、情勢が不安定化する恐れも出てきた。
キルギスの政情の混迷は、ウズベキスタン(特にフェルガナ地方)まで巻き込んでくる場合がある。
そのため、まだしばらくの間はキルギス情勢から目が離せない。
写真は、のどかな家の近所の風景。
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自宅でのインターネットが、先週から全くつながらなくなりました。
現時点では復旧の見通しも立たないため、申し訳ありませんがしばらく更新が停滞します。
フェルガナの街は平和です。
このように毎日の生活でいろいろと煩わされることは多くても、無事に生きていますので、ご心配なく。
(アジア・フェルガナ・ホテルのロビーより)
【アジア・フェルガナ・ホテルの無線LAN】
料金 : 1時間 2,500スム(150円ぐらい)
速度 : 最大 64Kbps
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駒ヶ根訓練所の課業の終了時間は17時。
そのときに流れる終業のチャイム。
↓
武田鉄矢 「地球色の日焼け」 MP3ファイル ダウンロード
アルバム「夢口上」 - 武田鉄矢
http://www.oricon.co.jp/prof/247148/products/16386/2/
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去年の10月7日、平成21年度3次隊の訓練所での訓練が始まった。
初めての駒ヶ根は思っていたより寒くて、1日目からへこたれそうになった覚えがある。
↓
2009年10月7日 (水) 訓練1日目 - 駒ヶ根訓練所に入所
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/1---b037.html
あれからもう1年が経つなんて。
早いなあ。
早すぎるよ。
昨日から訓練が始まった、22年3次隊の皆さん。
訓練生活はかなり大変ですけど、楽しいこともいっぱいありますので、どうか頑張ってくださいね。
写真は、宿泊棟1号館の中庭。
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大学の先生たちに教えていると言うと、たいそうなことのように聞こえるかもしれないけど、実際はそうでもない。
なぜなら、この大学の教員のITに関する知識レベルは、日本より10年ぐらい遅れているからだ。
10年前に日本などで使われていた古いプログラミングの手法が、今この大学の授業で主に教えられている。
まるで時間が止まっているかのように。
コンピューターの世界で、10年の差は大きい。
こうなった原因はいろいろあるけど、やはりフェルガナでの情報入手の難しさが、教育の格差をもたらしている。
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9月下旬から綿摘みのシーズンに入った。
ほとんどの学生や先生たちが綿花畑に行っているため、2ヵ月ほど授業は無い。
でもその間に、大学に残った一部の先生たちから、いろいろなプログラミング言語を教えてほしいと頼まれた。
拙いながらもこれまで授業をやってきて、その様子を見ていた人たちが興味を持ってくれたらしい。
そのため、今は情報工学科の教員室で、先生たちにマンツーマンで教えている。
先生たちも、今後の飯のタネが増えるためか、新しいことを学ぼうという姿勢が見られる。
大学の先生になるぐらいだから、もともと勉強が好きな人種なのだと思う。
学生たちのような「やらされてる感」は無い。
また、プログラミングについて基本的なことは既によく知っていて、言いたいことを汲み取ってくれるので、学生たちに教えるよりも相当やりやすい。
学生向けに講義をする場合は、ウズベク語でやっている。(学生の半数以上はロシア語が通じないため)
教科書もウズベク語で作っている。
でも、教員室にはロシア人の先生がいて、その人はロシア語しか通じない。
ウズベキスタンで働くというのは、本当に難しい。
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ウズベキスタンにも柿の木があり、この季節に実が成っている。
でも、まだ渋柿なのだそうだ。
ロシア語で
хурма(フルマー)
ウズベク語だと
xurmo
もし無事に日本に帰ることができたら、柿ようかんが食べたいよぅ。
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いつも大学での仕事は16時に終わって、家に着くのは16時30分頃になる。
帰宅したら、まず最初にインターネットで阪神戦の実況中継につなぐのが、ここ最近の日課になっていた。
日本とウズベキスタンは4時間の時差があり、日本時間だと20時30分頃にあたる。
ナイターの試合が終盤にさしかかり、ちょうど盛り上がっている時間帯。
7回(ラッキーセブン)の風船飛ばしを一緒に楽しんだりすることができる。
今年はあとちょっとのところで優勝を逃してしまいましたが、ウズベキスタンからでも、いい夢を見させてもらいました。
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ウズベキスタンで、10月1日は「教師の日」という祝日になっている。
そのため、学校もお休みだった。
この国には大学の先生としてやってきているので、「今日はあなたの日ですよ!」と、いろいろな人たちからお祝いの言葉をいただいた。
ただ、街の中心部に行ってみると独立記念日やラマダン明けのようなお祭りムードは無く、とても穏やかな休日だった。
写真は、フェルガナ大学の前の大通り。
枯葉が落ちていて、すっかり秋の景色になってきた。
日本では、今日は国勢調査をやってるようですね。
↓
平成22年 国勢調査 キャンペーンサイト
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/special/
でも、青年海外協力隊員は、統計の対象外。
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