ウズベキスタンのマルシュルートカ(乗り合いミニバス)
ウズベキスタンは旧ソ連のため、マルシュルートカという小さな乗り合いバスが走っている。
地方の都市だと、ダマス(DAMAS)という車種がポピュラーで、7人ぐらいのお客さんを乗せることができる。
運行ルートはある程度決まっているけど、運転手に頼めば柔軟に対応してくれるので、乗り降り自由で小回りのきく便利な交通手段だった。
しかし7月から、フェルガナの街ではそれを禁止する政策が取られた。
それまで乗り場だった所(バザールの近く)は、警官が取り締まっていて、ある日突然誰もいなくなった。
そういう光景を見ると、ウズベキスタンって極端で怖い国だと思う。
それでも需要があるので、数は激減してしまったけど、今のところまだ非公式に走っている。
ただ、運行系統を示す番号札を掲げておらず、以前よりだいぶ分かりづらくなった。
運賃も、300スム(18円ぐらい)から400スム(24円ぐらい)に値上がりした。
写真は、ウルゲンチのマルシュルートカ(車種:ダマス)。
この街では、まだ廃止になっていなかった。
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コメント
なんで禁止になったんですかね??
ウルゲンチでダマスが走らなくなったら、仕事どうやって行くんだろ…って不安になりました。
どうされてるんですか?他の交通機関があるんですか?
ホントウズベキスタンって不思議な国ですね
投稿: SUMI | 2010年8月26日 (木) 01時25分
理由はいろいろあるようですが、本当かどうか確認できなかったので書きませんでした。
ウルゲンチもいつか禁止になると思いますが、首都からだいぶ離れているので、この流れが及ぶのはまだ先になるかもしれません。
フェルガナでは、マルシュルートカがなくなった代わりに、バスがいっぱい走るようになりました。
バスについては、明日の記事で書きます。
投稿: なかがわ | 2010年8月26日 (木) 02時18分