訓練41日目 - 語学授業、講座「海外交通安全」
今日の講座は、海外での交通安全について。
教科書に、ウズベキスタンで起きた交通事故の例が載っていた。
<発生状況>
派遣国の人が運転する四輪車に同乗して、直線の舗装路(幅15メートル)を走行中、路面がそこだけ凍結していたためにスリップ。その際、スリップと同時に急ブレーキをかけたために半回転して路肩にはみ出して横転した。(車は大破した)<事故の原因>
派遣国の運転者が路面状態への注意を怠ったことやスリップして急ブレーキをかけるという適切でない運転操作をしたことに事故の直接的な原因があるが、同乗していた調整員も路面状態などに注意すべきであった。<事故防止のポイント>
運転を派遣国の運転者に任せきりにして、漫然と同乗しているのは危険である。
運転者が必ずしも安全運転に心がけているとは限らないので、自分でも前方や周囲、路面などの状態によく注意し、状況に応じて安全運転のためのアドバイスをすることも必要である。
事故防止のポイントが書いてあるけど、運転しているのは他人なので、なかなか防ぎようがない。
ウズベキスタンでは、どうやら一瞬でも油断したら死ぬ可能性があるらしい。
自分の任地のフェルガナ市は、首都から300km離れていて、車だと5時間かかる。
しかも途中で標高2000m以上の峠を越えなければならないので、冬は寒さよりも危険を感じながら移動することになりそう。
そして、今日は「班日誌」を記入する当番が回ってきた。
記入する内容は、以下の通り。
- 日付、天候
- 氏名、派遣予定国、職種
- 今日の課業(課業項目、講師、内容・感想等)
- スタッフルーム・全体日直からの連絡事項及び指示
- その他(1日を振り返って・班員の健康状態・班会議での討議事項等)
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