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2009年6月17日 (水)

尾町寅之助 『青の地平線』

注文していた本が、今日届いた。

青の地平線 - 毎日新聞社の本と雑誌
http://books.mainichi.co.jp/2008/12/post-19be.html

あとがきから読んだ。

 青年海外協力隊は、その名前が知られていても、実際に自らが参加しようと思う人は必ずしも多くないのが現実だ。協力隊に参加することは、奇特なことであるとか、極論すれば「仏門に入る」ような強い意志と覚悟が必要だと考える人も多い。確かに、そういう面はあるかもしれないが、多くは誤解である。そうした誤解を解くためには、例えば協力隊に関するドラマや小説を世の中に出すことが一つの方法ではないかと考えていた。

尾町寅之助 『青の地平線』

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コメント

私もこの本を読みました。
この本は、協力隊事業の持つ社会的な意義を極めて現実的かつ客観的に書いていると思います。
肩の力を抜いて、自然体で読むことができる点もこの本の魅力です。
非常に多くのことが書かれていますが、文書が平易なため一気に読むことができます。それでいて、多くの示唆に富む言葉が散りばめられているので、何度も読み返しました。是非とも、読んだ感想を教えてください。

投稿: 虎太郎 | 2009年6月18日 (木) 12時19分

このブログ初のコメントをいただきました。
ありがとうございます!

今日の通勤電車の行き帰りで、ざっと読み通しました。
「多くの示唆に富む言葉が散りばめられている」というのは、まさにその通りだと思います。
後半、協力隊事業の本質(「砂に水を撒く」ような些細な積み重ね)について触れている部分が特に共感しました。

私と同じように今応募している人にぜひおすすめしたい本です。

投稿: なかがわ | 2009年6月18日 (木) 22時25分

なかがわさんは青年海外協力隊を目指しているのですね。私も以前、目指していましたが機を逃し、次はシニアをとも考えています。人生はあっという間に時間が過ぎてしまうのが実感。頑張ってくださいね。「青の地平線」はAmazonで好評なので私も読んでみました。軽いタッチなのに、協力隊のみならず、仕事をする上で大事な基本姿勢、肝のようなメッセージがちりばめられています。あまり協力隊一色の話ではないですが、色んな意味で参考になりますね。

投稿: | 2009年6月19日 (金) 21時30分

はじめまして。

自分もこの本が気に入って、ブログの記事を書いていたので、同じように印象に残った方がおられるのは、何だか共鳴します。

僕は、この本を読んで、著者の尾町さんの視線の背後に、人を見る優しさや思いやりというものを感じました。きっと部下からも人望のあるいい上司なのだろうな、と思います。

ちなみに、僕が特に印象に残ったのは、「お手玉」の話と「葬儀」の部分でした。なかがわさんは、いかがでしたか。

何はともあれ、協力隊受験がんばってください。

投稿: Kenjo | 2009年6月22日 (月) 18時08分

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